5/22 日体大0-1武蔵大学

朝は雨が降っており、試合があるか心配してましたが、無事に試合が行われました。
気温は20度ですが、曇り＋風が少し強いこともあり寒さが若干ありました。　

注目ポイント

①両チームのピッチャーがどこまで抑えるのか。おそらく投手戦になりそう
②大量点が期待できない分、一つのチャンスをものにできるか、相手のミスに付け込めるか

試合内容

スミイチで武蔵大学が勝利した。
両チームの先発がどちらも一人で投げ切った　

具体的な考察

日体大先発矢澤投手(藤嶺学院藤沢)が8回1失点で完投したが敗戦投手になりました。
立ち上がりの制球が定まっておらず、1番四球、2番に2ベース打たれての失点をしてしまいました。
2回からは立ち直し、終わってみれば、10奪三振
最速143kのフォーシームは球速以上のボールだったと感じました。
相手バッターが振り遅れていたこともあり、初回の立ち上がり以外は完璧な内容でしたので、次回以降は修正をすれば、もっと良い投手になると思います。
まだ3年生で1回戦を投げるほどの選手
今後は注目しても良い選手です❗️

打線は4安打のみ
ストライク先行で攻められたこともあり、早いカウントから打たされていた印象
最大のチャンスは9回、連打が続き、ノーアウトランナー1塁、2塁
代打で出てきた三木選手(履正社)がバント失敗
ここが今日のターニングポイントでした。
ヒットが出ないなら、他は決めるときは決めるということが大切❗️

武蔵大学先発山内投手(東海大菅生)が完封で勝利投手になりました。
初回からテンポの良いピッチングが続いていました。
特に2回〜7回はヒット0で抑えたのは大きかったです。
初球からストライク先行、相手打者に考える余地なく、自分のペースに持ってきたことでリズムが出てきたピッチングになったと思います。
現状最下位のチームではありますが、これをきっかけに浮上することができれば面白いので、明日以降も期待をしたいです。
個人的には社会人野球に進んで、都市対抗で投げる姿を見てみたいと思いました。

打線は1回裏の1番茂木選手(星槎国際湘南高校)が四球の後に2番の岩谷選手(秋田商)が左中間のタイムリーの1点のみであったが、その1点を守り切りました。
実は2回にヒット以降ノーヒットという結果で勝つとは珍しいことです。
なので、今日の試合は山内選手が素晴らしい投球をしたということで締めくくりたいと思います。

私の個人的な感想

実は初めて首都大学リーグを見ましたが、投手のレベルが高いと思います。
6大学野球を見にいくことが多い私ですが、2番手から登板する投手よりはレベルが上です。
最近ではドラフトで6大学や東都大学以外のリーグの選手がドラフト1位に指名されることも増えていましたが、この試合を見て納得しました。
等々力球場のバックネット裏からだと投手の一球一球投げる時の声、ミットの音、ベンチにいる選手の声など、一生懸命な姿勢に胸を打たれました。
応援がない状況だからこそ感じることができることであり、またブラスバンドでの声援が戻れば違った見方になるのかもしれないです。