
3/2(2軍)ヤクルト1-8巨人
さて、今日はファーム球場の開幕セレモニーのため、ジャイアンツタウンに行きました。今回は知り合いにお返しをしたいということで企画をしました。しかし、座席が1塁側しか空いておらず、周りはほとんど巨人ファンに囲まれましたが、これからを担う、ヤングスワローズがどのような活躍を見せるのか非常に楽しみです。
それでは早速、試合の感想を書いていきます。
ヤクルト
先発の松本健投手は3回2失点の内容でした。
1回、2回と期待できる投球内容でしたが、相手打者の2巡目の1軍経験者からタイムリーを浴びてしまい、2失点の結果になりました。
やはり、これという武器がない分、1試合の中でどのように自分の持ち味を出せるのかというのが今後の課題になってくると思います。
2番手の丸山翔投手は2回2失点の内容でした。
回跨ぎをした時に、急に制球力が乱れ、四球連発からのタイムリーと悪循環になってしまいました。それでも秋広選手に対して四球ではなく、勝負に行ったのは良かったです。打たれてこそ課題が見つかるのです。
3番手の阪口投手は1回4失点(自責点3)の内容でした。
最速は156kmとストレートは良かったのですが、そのストレートが全て弾き返され、変化球は見極められてという、阪口投手にとっては試練のマウンドになったと思います。体は大きくなり、その分出力は上がっているので、投球術という部分、特に変化球でストライクを取れるように頑張って欲しいです。
4番手の原投手、5番手の佐藤投手は共に1回無失点の内容でした。
しかし、挨拶がわりの四球はいただけないです。終盤ということもあり、巨人の主力が下がっている状況での四球は勿体無いです。
打線は9回に1番並木選手のタイムリーヒットで1点を取るのがやっとという感じでした。安打は9本出ていますが、巨人の選手と比較しても、簡単に初球を見逃してストライク、追い込まれて自分のバッティングができずにアウトになるという場面が非常に多かったです。並木選手、宮本選手はファームではしっかり結果は出ているので、後は1軍でどのように活躍できるかです。
ルーキーのモイセエフ選手が5番でフル出場をしましたが、3三振とまだまだこれからです。
巨人
先発の堀田投手は4回無失点の内容でした。
150kmを超えないストレートでしたが、スライダー、カーブ、スプリットと変化球でもストライク、空振りを取れておりましたし、6年目ということで今年が勝負の年になるのではないでしょうか。
2番手の森田投手は1回無失点の内容でした。
一昨年のドラフト2位で27歳の時に加入しました。最速は147kmのストレート、スライダー、カーブを投げる左腕投手です。
ヒットは1本打たれましたが、無失点に抑えました。オールドルーキーで加入しましたので、今年結果を出さないと厳しい立場の投手ですので、頑張ってほしいです。
3番手の赤星投手は4回1失点の内容でした。
ストレートは145kmを超えており、スライダー、カーブ、スプリットと制球良く、ストライク先行で投げていたのが印象的です。最終回はまだ3月ですので、60球あたりで疲労の色が見え、その結果、四死球が絡み失点をしましたが、最後まで投げることができたのは、開幕のローテーション争いに向けては良いアピールになったのではないでしょうか。
打線は、昨日の1軍のサヨナラヒットを打った秋広選手が3打点としっかり結果を残しました。2番のヒロイン萩尾選手は2打点、7番ルーキーの石塚選手もタイムリー3ベースが飛び出し、8得点の快勝となりました。
特に石塚選手は初球から積極的にバットを出して、2打席目まではヒットはありませんでしたが、3打席目で早速結果を出せたのは、末恐ろしいルーキーです。ヤクルトの背番号23の継承者とドラフトの時は願っていましたが、叶わなかったので、巨人の23番としてこれから活躍をして欲しいです。
最後にジャイアンツタウンは素晴らしい球場で、特に選手との距離が近かったです。試合後にはヤクルトの選手がバスに移動するまでのルートにファンの方のサインに応じたり、一部の選手がサブグラウンドでノックを受けているところを近くで見れたりと、2軍ならではの球場の作りでした。ここはアマチュア野球でも使用されるそうなので、これから何度も足を運ぶ球場になると思います。
来週はスポニチ大会の観戦をしますので、終日球場にいます。
おそらく神宮球場になると思います。
以上