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9/15大阪学院大学0-1京都産業大学

さて、暑さがまだまだ残る第二試合の観戦になります。
当初雨模様でしたので、雨具を持ってきましたが必要がありませんでした。
ですが、念には念はということで後悔はありません。
甲子園に向かう時間も気にしながらの観戦となります。

では、早速第二試合の感想を書いていきます。

大阪学院大学
先発の高橋投手(東洋大姫路)は9回1失点の内容でした。
最速130kmのストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げる技巧派左腕です。
3回には2アウトから味方のエラー、四球でピンチを背負いましたが、サードゴロに抑えました。
4回には今日初ヒットを打たれましたが、後続を冷静に打ち取っていました。
6回は先頭に四球を与えましたが、1アウトから盗塁を決められ、得点圏に進められ、2アウトから先制のタイムリー3ベースヒットを打たれました。
その後もマウンドで投げ続け、敗戦はしましたが一人で投げ抜きました。
身長も170cmとそこまで高くありませんが、コーナーに丁寧に投げていました。

初回からヒット2本でチャンスを作りましたが、得点には結びつけることができませんでした。
3回は先頭の9番山崎選手(金光大阪)がヒットを打ち、1番の岡田選手(龍谷大平安)のセカンドゴロを相手の守備がタッチできずにフィルダースチョイスでチャンスを作りましたが、サードゴロゲッツーがあり、得点に結びつけることができませんでした。
4回には先頭の4番の上田選手(高松商業)が3ベースヒットを狙いましたが、タッチアウトになり、その後2アウトからヒットは出ましたが、得点には結びつけられませんでした。
6回には2アウトからヒット2本でチャンスを作り、6番の宮田選手(熊本工業)はファーストゴロに倒れ、またもチャンスを掴むことができませんでした。
1点差のまま9回1アウト時から5番の岡村選手(敦賀気比)がヒットを打ちましたが、6番宮田選手のあたりがショートゴロゲッツーとなり、試合が終了しました。

京都産業大学
先発の田村投手(報徳学園)は9回無失点の内容でした。
最速151kmのストレート、ツーシーム、スプリット、スライダーを投げていました。
印象としては楽天の西垣投手の早稲田大学時代と重なります。
初回にヒット2本で2アウト3塁、2塁のピンチを背負いましたが、レフトファールフライに抑えました。
2回もヒットで出塁させてもゲッツーで凌いだりと私は評価する投手です。
3回はヒット、味方のエラーでランナーを背負ってもサードゴロゲッツーに抑え、最後はセンターフライで無失点で切り抜けました。
4回にはセンターオーバーを打たれましたが、中継プレーで三塁封殺して得点の機会を阻止することができました。その後もヒットは打たれましたが、スコアボードには0を並べていました。
6回には2アウトから連続ヒットでピンチを背負いましたが、ファーストゴロに抑えました。
7回に入っても球速は衰えず、151kmを計測したりしており、この日最高のピッチングをしたのではないでしょうか。
9回もマウンドに上がり、完封勝利を収めました。

打線は3回までヒットを打つことができませんでしたが、4回の1アウトから4番の赤澤選手(東山)がチーム初ヒットを打ちましたが、後続が打てませんでした。
投手がヒットを打たれても粘って無失点で凌いだ6回には先頭の代打河渕選手(市立和歌山)が四球を選び、1アウトから盗塁を決め、4番の赤澤選手はセカンドゴロで進塁打となり、5番の作本選手(鳥羽)が先制のタイムリー3ベースヒットを打ちました。
守備ではショートの岩崎選手(日本航空石川)のファインプレーなど、守備陣が田村投手を援護して、スコアボードに0を並べることができました。

最高の投手戦を繰り広げてくれました。
本格派VS技巧派の傑作の試合であったことは間違いありません。
試合時間も2時間と凝縮された投手戦でした。
特に誰が悪かったとかありませんでした。勝負の運、たった1回のチャンスをものにした京都産業大学が素晴らしいです。

早く試合が終わったので、一度ホテルに行って、チェックインをしてから甲子園に向かいます。
以上




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