5/18慶應義塾大学0-5明治大学
ついに6大学野球リーグも佳境に入り、今週は好カードの試合を2日間観戦する予定です。
先週は神奈川の大学野球リーグの観戦の予定でしたが、体調不良により家で療養していました。
まだ体調が万全ではない中ですが、熱中症には気をつけて観戦をしたいと思います。
第一試合のみは知り合いと観戦しました。
では、早速試合の感想を書いていきます。
慶應義塾大学
先発の外丸投手(前橋育英)7回3失点の内容でした。
最速は141kmとそんなに速くはないですが、変化球ともにストライク先行、決め球にすることができる投手で何度も見てはいますが、いつ見ても安定感がある投手です。
1回にセカンドゴロの間に1失点をし、その後は味方の援護もなく、7回に2ランを打たれてしまいました。
個人的には来年プロ1本を目指して頑張ってほしいです。社会人野球では確実に重宝される投手ではありますが、プロのレベルで投げる姿を見たいと思います。
2番手の広池投手(慶應)は2/3を2失点の内容で降板しました。
先頭に四球を与える投球からスタートは非常に苦しかったと思います。
結局カウントを悪くしてからの一発と非常に勿体なかったです。
3番手の荒井投手(慶應)は1つのアウトを取ってマウンドを降りました。
打線は2回に先頭の4番清原選手(慶應)がショートへの内安打で出塁し、6番の横地選手(慶應)が死球で1アウト2塁、1塁とチャンスをつくりましたが後続が打てずに無得点に終わりました。
5回には2アウト満塁とチャンスをつくり、2番の本間選手(慶應)が空振り三振となり、なかなか高須投手に対して後1本が出ませんでした。
5点差を追いかける9回には先頭の4番清原選手が2ベースを打ち、得点圏には進めましたが、結果的にはホームに帰すことができず、4安打、完封負けとなりました。
明治大学
先発の高須投手(静岡高)は5回無失点の内容でした。
最速149kmとスプリットのコンビネーションは素晴らしかったです。
最初はあまり良い場面での登板ではなかったと思いますが、与えられた機会で良いピッチングをして第1戦の先発を任せられるまでになっていったのは素晴らしいです。
身長が192cmと恵まれた体型ですので、これからの成長は楽しみです。
4回には慶應打線から三者連続で抑える完璧な投球を見せてくれました。
5回には2アウト満塁のピンチでも、ストレートの空振り三振を奪い、ピンチを切り抜けた場面は痺れました。
2番手の大川投手(常総学院)は1回無失点の内容でした。
最速は147kmと高須投手に劣らない投球だったと思います。
3番手の千葉投手(千葉黎明)は2回無失点の内容でした。
最速は143kmのストレート、カーブを繰り出す左腕投手です。
打線が2点を入れた後に、ランナーを背負いながらも無失点に抑えたのが今日のターニングポイントになったと思います。
4番手の松本直投手(鎌倉学園)は1回無失点の内容でした。
最速147kmのストレートは前回も見た時も良かったですが、今回は制球に苦しみながら何とか抑えていた印象でした。
打線は初回に2番の飯森選手(佼成学園)3ベースヒットから、3番の小島河選手(東海大相模)のセカンドゴロの間に1点を取り、先制をしました。
その後は外丸投手からチャンスを作ることが難しい状況でしたが、7回には2アウトから8番の光弘選手(履正社)がヒットで出塁し、9番の途中出場の吉田選手(浦和学院)が2ランホームランを打ち、大きく勝利を引き寄せた1打となりました。
また、8回には4番の横山選手(作新学院)が2ランホームランとダメ押し点を入れました。
宗山選手(広陵)が怪我の影響でスタメン出場ができていない中で正直、外丸投手相手にどの様にして得点するのかと思っていましたが、結果的にはホームラン2発という結果で、非常に試合を有利に進めていました。
2時間16分と非常に締まった試合展開で、スコアは大差でしたが、投手戦で見応えがありました。
第二試合は篠木投手が早稲田の打線に対してどこまで抑えることができるのか非常に楽しみです。
以上