4/24立教大学10-3早稲田大学
6大学野球は本日の試合をもって、明日から5/9まで、無観客試合になることが決定しました。
昨年プロ野球では「入場制限緩和」の実証実験を横浜スタジアムで実施をしており、新たな観戦のスタイルであれば感染リスクを抑えることができることを証明したのではないかと思っていました。
神宮球場でも入場する際に体温を測ったり、QRコードやメールアドレスでどの席に座っていたのかを登録する仕組みを使って、感染者が出ても対応できるシステムがあるにも関わらず、昨年と同様に無観客試合になってしまったのは残念です。
しかし、無観客試合でも応援はできるので、注目は続けていきたいと思います。
注目ポイント❗️
①今年のドラフトで注目の早稲田大学の先発徳山投手(大阪桐蔭)が立教大学にどのような投球を見せるのか
②立教大学の山田選手(大阪桐蔭)は来年のドラフト1位の素材なのか
試合内容
いきなり徳山投手が1回に5失点という波乱な展開で幕を開けた。
1回裏の早稲田大学の攻撃で2アウト満塁で野村選手(山梨学院大)が三振をして、結果的に無得点で終わったことで終始立教大学ペースで進み、10-3という展開になった。
具体的な考察
立教大学
先発、池田投手(智弁和歌山)は1回に味方が5得点挙げたことによって、楽に投げることができる展開となり5回1失点の内容でした。ランナーを背負いながらも踏ん張っていた印象でした。
まだ2年生ということで1試合目に先発ということは立ち位置的にはエースだと思いますので、引き続き注目をしていきたいと思います。
全体的な考察としては、四球が6個あり、7回の裏でもしタイムリーやホームランが出れば、まだまだ分からない展開になっていたことも考えられました。
池田投手の後に投げる投手が初球ストライクが18人の打者と対戦して4人であり、常にボール先行であったことは懸念材料であると感じました。
打者は1回の道原選手(駒大苫小牧)の盗塁、太田選手(智弁学園)が死球の後に4番の山田選手(大阪桐蔭)が初球にレフト前にタイムリーで先制、5番の東選手(福岡大大濠)が3ランホームランという流れは素晴らしかったです。 特に山田選手は徳山投手が立ち上がりからボール先行しており、太田選手に死球したことで初球のストライクは振ると決めていたのではないかと思います。
ヤクルトスワローズの山田哲人選手の様な雰囲気を持っていると思うくらい、打席の中では一人だけ違ったオーラを放っている気がしています笑
(神宮球場でセカンド山田というスコアボードを見て、ただ単に脳内で勝手に山田哲人選手に変換しているだけかもしれませんが)
来年には間違いなくドラフト候補には上がってくるとは思いますが、私の中ではドラフト1位と見ています。
試合内容に戻すと盗塁が4個決めるなど、積極的な攻撃ができており、守備もファインプレーもあったりしていいリズムで進めていた印象でした。
早稲田大学
先発、徳山投手(大阪桐蔭)はいきなり5失点で3回6失点でマウンドを降りました。太田選手に死球を与えてからいきなり崩れて4連打を浴びた。
私の感想としては常にボールが引っかかり、今日は何を投げても全てコントロールできておらず、良い精神状態で投げられていないのが伝わってきました。
しっかり修正をして、次回に備えてもらいたいです。
1年生の時から注目をしており、今年のドラフトは上位候補には入っていると思うので、頑張ってほしいです。
その流れかなのか、次出てくる投手も四死球が絡んだり、盗塁を許す展開が多かったことで、ランナーを背負えば牽制を入れるなど、相手バッターに対して100%の状態で投げることができなかった印象でした。
それは岩本捕手(大阪桐蔭)も含めて、今日の試合を振り返り、バッテリーで対策をする必要性があります。おそらく他のチームも同じ様な作戦で来るかもしれません。
打者は1回裏の2アウト満塁で野村選手(山梨学院大)が三振をして無得点に終わったことで、流れを戻すことができなかったのが今日のターニングポイントだったと思います。
相手投手もボール先行で苦しんでいる中でもあり、得点のチャンスはあったが、後1本が出ず、7回の裏2アウト満塁で代打吉納選手(東邦)が三振をしたのが最後のチャンスの場面だと思います。
この回は押し出しも絡み2点をあげており、満塁ホームランが出れば2点差まで詰められる状況でもあったので、後1本という展開ではあったとは思います。