5/18法政大学2-3早稲田大学
さて、今日1番のメインの試合となります。
篠木投手(木更津総合)がドラフト1位の投手であるかどうか見極めたいと思います。
早稲田もドラフト候補の野手もいますので、その選手がどこまで篠木投手に対応できるのか見たいと思います。
早速試合の感想を書いていきます。
法政大学
先発の篠木投手は7回2/3を投げ3失点と逆転をされ降板となりました。
最速は150kmと7回までは完璧な投球でした。
初回は1アウト2塁から3番、4番を打ち取り無失点で切り抜けました。
6回に印出選手を抑えた最速の150kmは素晴らしかったです。
7回の2アウト3塁、1塁のピンチもライトフライに抑えましたが、
しかし、8回に味方のエラーで得点圏に進まれて、タイムリーヒット、その後死球もあり、最後は逆転2点タイムリーを打たれ降板となりました。
2番手の安達投手(御殿場西)は1人のアウトを初球セカンドゴロに抑えました。
打線は初回から1アウト3塁、1塁とチャンスをつくりますが、4番の松下選手(桐蔭学園)がサードライナー、その後は2アウト3塁、2塁から5番の吉安選手(大阪桐蔭)がセカンドゴロとなり先制とはなりませんでした。
3回も2アウトながらも2番の藤森選手(天理)がヒットで出塁し、その後は2塁、1塁のチャンスからまたも4番の松下選手が凡退をして得点を取ることができませんでした。
4回に先頭の5番吉安選手がホームランを打ち先制をしました。
6回には先頭の7番の中村選手(東邦)が2ベースヒットで出塁をし、8番の鈴木選手(明徳義塾)が送りバントを決め、9番の篠木投手がスクイズを決め、追加点をあげました。
7回には、2アウト満塁とチャンスをつくりましたが、8番の鈴木選手が三振と毎回チャンスをつくりますが、追加点を取ることができませんでした。
結果的に、何度もチャンスがありながら後1本が出ず、対して早稲田は1回のチャンスで勝利をするという野球の厳しさを見せつけられました。
早稲田大学
先発の伊藤投手(仙台育英)は7回2失点の内容でした。
前回私が見た時は明治大学打線を11回の延長を投げ無失点と「エース」の称号で呼んでいる投手ですが、今日の投球内容は非常に苦しかったですが、いつ大量失点をしてもおかしくない状況でした。
最速は145kmと前回は147kmだったので少し試合数、イニングを投げているので疲労は見られた印象です。
初回から1アウト3塁、1塁のピンチを招きますが、無失点に抑えました。
しかし、4回に一発を浴びましたが、1点のみに抑えました。
6回にはスクイズを決められ追加点を取られました。
7回には強襲ヒットを浴びてしまい、その影響で制球が定まらず、満塁にはなりましたが、三振で何とか切り抜けました。
結果的には1回~7回までは毎回安打を打たれながらも2点に抑えました。
2番手の香西投手(九州国際大付)は2回無失点と完璧な投球でした。
最速は136kmのストレートの左腕投手ですが、急速以上の伸びなのか、相手打者が空振りをしている印象でした。
打線は1回に先頭の尾瀬選手(帝京)がヒットで出塁し、2番の山縣選手(早大学院)が送りバントを決め、3番の吉納選手(東邦)、4番の印出選手(中京大中京)がアウトになり先制とはなりませんでした。
その後もなかなか篠木投手からヒットも打つことができませんでした。
7回にも2アウトから7番の梅村選手(早稲田実)、8番の石郷岡選手(早稲田実)がヒットでチャンスをつくりましたが、代打の壽田選手(早稲田実)がライトフライに倒れました。
8回には相手のエラーもあり、1番の尾瀬選手が2塁に進み、2番の山縣選手がセンター前にタイムリーヒットを打ちようやく1点を返しました。
そして、死球もありながら、2アウト2塁、1塁で6番の前田健選手(大阪桐蔭)が逆転2点タイムリー2ベースを打ち試合をひっくり返しました。
伊藤投手が何とか試合をつくり、強襲ヒットで降板かと思いましたが、それでも何とかそのイニングは抑え、2番手の香西投手が無失点に抑えたことにより、たった1回のチャンスをものにした打線
今年の早稲田の強さが出た試合だったのではないでしょうか。
さて、最後にドラフト候補の感想を書いていきます。
法政大学
篠木投手・・・7回までの投球はドラフト1位で間違いありませんでした。
気になる点は、球速を下げてコントロール中心にモデルチェンジをしているが、大学野球では出力を抑えても、試合を作ることができるが、プロ相手にコントロール中心では打たれる可能性はある。
150kmを超えるストレートでコントロールがあれば一番良いが、今の状態では中継ぎ向きの投手になる可能性が出てきますので、秋のリーグで見極めたいと思います。
早稲田大学
吉納選手・・・長打の打てる外野手というのは貴重ではあるが今日の見た感じでは見られなかったので評価は保留
印出選手・・・プロ野球のここ数年の大学、社会人の捕手の評価が低く、指名人数が少なくなっています。打力だけではなく、他に要因があるため、今日はノーヒットですが、ここまで状態は良いので、私個人としては指名があっても良い選手ですが、プロ側の評価がどうなるのかは分からないという結論です。
明日も観戦の予定ですが、体調が急変して家で療養することになりましたので、体調次第で決めたいと思います。
以上