7/19沖縄電力0-1×トヨタ自動車
さて、ついに今年も都市対抗野球がやってきました。ということは毎日東京ドームに駆けつける日々になります。
昨年とは違い、チーム券が事前受付になっており、入るだけでも一苦労ですが、無料なので仕方ありません。
昨年の覇者のトヨタ自動車と10年ぶりの沖縄電力の試合は非常に楽しみです。
仕事終わりに向かうので、3回から観戦になります。
では、早速試合の感想を書いていきます。
沖縄電力
先発の當山投手(九州共立大)は4回2/3を投げ無失点の内容でした。
右スリークウォーターから投げるの技巧派投手です。
3回には2アウト2塁、1塁のピンチを切り抜けました。
4回も先頭に死球を出しましたが、盗塁を刺したりと味方の守備に助けられながら粘り強く投げていました。
5回は2アウトから四球2つを出して降板をしました。
2番手の片山投手(ホンダ熊本補、駒澤大)は4回0/3を投げ1失点でサヨナラ負けの投手になってしまいました。
ピンチの場面から登板になりましたが、ライトフライに抑えました。
回跨ぎの6回にワイルドピッチが2連続であり、2アウト3塁のピンチを招きましたが、抑えました。
補強選手ということもあり、バッテリーの呼吸を合わせるのが難しいですが、しっかりと腕を振って投げていた印象です。
ここまで接戦になったのは間違いなく、片山投手のおかげです。来年はホンダ熊本で出場できることを願っています。
打線は5回に6番平良選手(糸満高)が2ベースヒットで出塁し、7番の金城選手(八重山商工高)は送りバントを失敗し、1アウトから8番の山川選手(興南高)は空振り三振、9番の新城選手(琉球大)はファーストゴロに倒れ、先制とはなりませんでした。
9回には2アウトから4番の田場選手(前原高)がヒットで出塁し、5番の宮國選手が12球目をライト前にヒットを打ち、2アウト3塁、1塁と今日最大のチャンスを作り、6番の平良選手は四球を選び、7番の金城選手はファーストゴロに倒れました。
守備でもレフトの川端選手(上武大)のファンプレーもあったと思ったら、エラーから、四球でサヨナラと、ですが、ここまでトヨタ自動車を追いつめたのは間違いないです。
トヨタ自動車
先発の嘉陽投手(亜細亜大)は8回2/3を投げ無失点の内容でした。
昨年の橋戸賞を受賞して私も現地で最高のピッチングを見せてくれました。
4回までは1安打と完璧に抑えていましたが、5回に先頭に2ベースヒットを打たれましたが、送りバントを阻止し、空振り三振、ファーストゴロで切り抜けました。
5回以降もピンチという場面はなく、9回でも147kmの投げており社会人No1投手と言っても過言ではないです。
ミスター社会人として頑張ってほしいです。
しかし、9回に2アウトから連打を喰らい、降板をしました。
2番手の佐竹投手(早稲田大)は1/3を投げ無失点に抑え、味方のサヨナラで勝利投手になりました。
今年引退を表明した40歳のレジェンド投手です。
2アウト3塁、1塁の大ピンチで登板して、147kmと嘉陽投手と変わらないボールを投げていました。しかし、四球を与え、満塁としても冷静に0を刻むレジェンドでした。
打線は3回に2アウト2塁、1塁から2番の徳本選手がセンターフライに倒れ、チャンスは作るものの先制をすることができませんでした。
4回には先頭の3番北村選手(亜細亜大)が死球で出塁し、盗塁アウトでチャンスを潰すと攻撃的な攻めが裏目に出ました。
5回には1アウトから9番の和田選手(中京大)、1番の八木選手(早稲田大)が四球を選び、2番の徳本選手がライトフライに倒れ、またも先制することができませんでした。
6回には先頭の3番北村選手が死球を選び、2アウトに2連続のワイルドピッチもあり3塁に進み、6番の佐藤選手(法政大)がショートゴロに倒れ、なかなか1点を取ることができませんでした。
8回に先頭の1番八木選手がヒットを打ち、2アウトから盗塁をしたと思いましたが、ビデオ判定でアウトになりました。
今年から範囲を広げてプロ野球のリクエスト制度ができるようになったそうです。
送りバントではなく強行する場面が多く、私個人的には8回だけは送りバントだと思っています。
1点勝負なのは分かっているので、先制の確率を上げるにはバントでも良かったのではないでしょうか。
9回は1アウトから相手のエラーで出塁し、代打熊田選手(早稲田大)が四球で繋ぎ、7番の高祖選手(環太平洋大)がサヨナラタイムリーを打ち、勝負を決めました。
私の事前に思っていたのは違う、想定外の投手戦が繰り広げられました。
そして、レジェンドの佐竹投手が見られるという、初日から贅沢な観戦でした。
明日からは3試合観戦しますので、体調には気をつけて、早めに就寝を心がけていきたいと思います。
以上