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若手選手を育成しながら戦う意味

最近は第46回社会人野球日本選手権大会の遠征に行こうかどうか悩んでいる最中です。
京セラドームのチケットが来週の月曜日に販売されるので、そこでチケットが取れたら行こうかとは思っています。 

さて本日のトピックは「若手選手を育成しながら戦う意味」について私なりの考え方を書いていきます。

ここでクイズです❗️
自分が応援しているチームは若手選手の出場機会はありますでしょうか?
自分が現地に行った時に若手選手が先発の試合だった場合はその日はどのような気持ちで向かいますか?

私はヤクルトスワローズを現在進行形で応援をしております。
6月26日現在では3位という好成績です。
しかし、2019年、2020年は2年連続で6位という成績だったことはもう過去のことになっています。
その2年連続6位が功をそうし若手選手を積極的に起用できたことで、村上選手を筆頭に今年はより成長が見られている現実があります。
つまり、若手選手は出場して、そこでミスをしたりしながら経験を積ませることが成長に繋がり、チームが強くなっていくのです。

私が一押ししている選手を紹介します。
ヤクルトスワローズの高橋奎二投手です。
今年は状態が上がらず2軍スタートでしたが、最近は1軍で投げており調子が良さそうです。
彼を初めて見たのは2018年に村上選手のプロ初スタメンした時に先発していたのが高橋投手でした。
いきなり広島カープの田中選手のサードゴロを村上選手がエラーをしてからのスタートで、そこからバティスタ選手に先制3ランを打たれました。
その時はストライクゾーンに投げるので精一杯で、まだまだこれからの投手でした。
2019年は交流戦の西武戦でメヒア選手にホームランを打たれたり、神宮では横浜の濱口投手と投げ合った試合など、現地では高橋投手が投げる試合はよく見ていました。
それからその年の9月にマツダスタジアムで大瀬良投手と投げ合い、大瀬良投手に初めてヤクルトに黒星をつけたのが高橋投手でした。
その時に現地にいて、2018年の時から段々と成長し、ついに大瀬良投手に負けをつけた時は感動で一杯でした。
2020年からはローテーションを守ってくれると確信していましたが、まだまだブレイクできていないのは残念です。ですが、必ずヤクルトの左のエースとして引っ張ってくれると信じています。

チームの順位によっても若手選手が出場できるかどうかも変わっていきますが、若手選手が出場してエラーしたり、打たれたりしても寛容な心で観戦しましょう。
山田哲人選手の2014年の時の守備、村上選手の2018年、2019年の守備はボールが転がる度に「頑張れ❗️」と祈っていたほどです。
それが今では安心してみられるのも、過去にミスをしてそこから練習を積み重ねて成長した結果です。
将来成長するための過程を見ていると思えば、現地で見ていてもストレスには感じません。
むしろ応援したくなると思います。 

仕事でも若手の人がミスをしても、そこでチャンスを潰すのではなく、今後の成長の為に先輩としてどうフォローしていくのかを考えるべきであると思っています。
自分も同じ様なミスをしながら成長していったと思うので、その時に先輩が助けてくれなかったからと言って後輩に同じ様に接するのが一番よくありません。

野球観戦は、仕事の時の接し方や対応に関して勉強になることが多いです。
なので勝敗どうこうよりも次どの様に改善をしていったのかという風に見ています。
例えば、先発投手が炎上した時は、次回登板をどのように調整をして、どのように変わったのかを見ます。

現地にいる時は勝敗にこだわっていた時期もありますが、それはあくまで過程であり、その試合が選手のターニングポイントになって、数年後に活躍していた方が私にとっては現地に行った価値が何倍にも嬉しさが増します。
選手にヤジなど飛ばす気持ちもわかりますが、それを常に自分の状況に置き換え、若手の人がミスをした時に怒るのかと考えたりなど、俯瞰して見るようにしたらより違った野球観戦になると思うのでおすすめです。

来週はヤクルトスワローズが2019年に悪夢の16連敗、それを阻止した時の試合を現地で見ていた時の様子を書きたいと思います。

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