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11/24天理大学4-5×青山学院大学
さて、いよいよ今シーズン最後の野球観戦となります。
目標100試合を掲げ挑んだ今シーズンですが、本日第二試合を終わると146試合の観戦となりました。
神宮球場は30日間観戦に行ったりと、本当に野球のために捧げた1年間でした。
来年についてはどれくらい観戦するかどうかは考えます。
とりあえず、目の前の1試合に集中したいと思います。
では、早速第一試合の感想を書いていきます。
天理大学
先発の的場投手(大阪電気通信大学)は9回1/3を投げ5失点の内容でした。
最速144kmのストレート、スライダー、カーブを投げる投手です。
身長186cmと高身長とまだ2年生ということも踏まえると今後が楽しみな投手です。今はスリークォーターのフォームでスライダー型の投手ですので、スプリットなどの落ちる系のボールは必須です。
やはり、スライダーでは青山学院のレベルになると抑えるのは難しいです。
初回に2アウトからヒットを打たれ、盗塁をされ、送球が逸れた間に3塁に進まれ、四球を出してしまいましたが、セカンドの大森選手のスーパープレーが飛び出し、無失点で切り抜けました。
2回には先頭から連続ヒットで3塁、2塁のピンチを背負い、ショートゴロの間にホーム生還され、先制をされました。2アウトからタイムリーヒットを打たれました。連続四球の後に、暴投でさらに1点を失いました。
3回には先頭にヒットを打たれ、送りバントを決められ、得点圏に背負い、またもワイルドピッチでしかも2塁からホーム生還を許し、追加点を取られました。
なんと自身バットをきっかけに同点に追いつき、4回にもマウンドに上がりました。
そこから9者連続アウトを取り、序盤のコントロールの乱れが嘘のようにスライダーが決まり出していました。
7回には1アウトから2ベースヒットを打たれましたが、サードゴロに打ち取り、さらにセカンドランナーもタッチアウトにして、守備陣に助けられました。
9回にもマウンドに上がり、2アウトからヒットを打たれ、ロッテドラフト1位の西川選手に対しても真っ向から勝負をして空振り三振に抑えました。
延長10回タイブレークも登板し、ノーアウト2塁、1塁で味方の守備のシフトを掻い潜られ、3塁、2塁として、申告敬遠で満塁策を取りました。最後は自身に打球が飛んできてグラブを出しましが、わずかに届かず、センターに抜け、サヨナラとなりました。
打線は初回に先頭の井脇選手(尽誠学園)がヒットで出塁し、2番辰己選手(明徳義塾)が送りバントを決めましたが、後続が打てず、先制することはできませんでした。
3点を追う3回には1番井脇選手が四球を選び、2番辰己選手が相手のエラーで出塁し、3番大森選手(愛知工業大学名電)はショートゴロの進塁打を打ち、4番石飛選手(出雲西)のショートゴロの間に1点を返しました。
再び3点差になった4回には2アウトから代打井上選手(近江兄弟社)が四球を選び、9番的場投手がタイムリー2ベースヒットと自らのバットで2点差にしました。1番井脇選手が同点の2ランホームランを打ち、試合を振り出しに戻しました。
7回には2アウトから2番辰己選手がヒットを打ち、暴投の間に2塁に進めましたが、3番大森選手がライトフライに倒れ、勝ち越すことはできませんでした。
延長タイブレーク10回にノーアウト2塁、1塁から1番井脇選手は送りバントを失敗し、代打藤澤選手(初芝立命館)のファールキャッチャーフライを相手がお見合いをして、ファールになりましたが、空振り三振に倒れ、3番大森選手はショートライナーに倒れ、無得点に終わりました。
青山学院大学
先発の児玉投手(日本大学第三)は3回2/3を投げ4失点の内容でした。
3年生の時の活躍を考えると4年生のドラフト解禁年に思った活躍はできませんでしたが、今後のステージがあれば頑張ってほしいです。
最速141kmのストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げる左腕投手です。
初回に先頭にヒットを許し、送りバントで2塁に進まれましたが、セカンドゴロ、センターフライに抑え、無失点で切り抜けました。
3回には先頭に四球を与え、味方のエラーもあり、2塁、1塁としてショートゴロが進塁打となり、3塁、2塁からショートゴロの間に1点を失いました。
4回には2アウトから四球を与え、同じ投手にタイムリー2ベースヒットを打たれ、リードをもらってもピリッとしませんでした。続く打者に同点の2ランホームランを浴びてしまいました。そして降板をしました。
2番手の渡辺投手(金沢学院大学附属)は5回1/3を投げ無失点の内容でした。
最速140kmのストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げる左腕投手です。
7回には2アウトからヒット、暴投で2塁に進まれましたが、ライトフライに抑え、無失点に抑えました。
8回にもマウンドに立ち、三者凡退に抑える好投を見せました。
前回は残りアウト1つの場面で降板をした、9回も引き続きマウンドに立ち、三者凡退に抑えました。
3番手の鈴木投手(東海大学菅生)は1回無失点の内容でした。
最速145kmのストレート、スライダー、スプリットを投げる投手です。
延長10回タイブレークから登板し、ノーアウト2塁、1塁で送りバントを3塁封殺で1アウトを取り、味方がファールフライを取れませんでしたが、空振り三振に抑え、ショートライナーで見事無失点で切り抜けました。
打線は初回に2アウトから3番初谷選手(関東第一)がヒットで出塁し、盗塁で相手の送球が逸れた間に3塁に進み、4番松本選手(盛岡大学附属)は四球を選び、5番中田選手(星稜)のバット折れてセカンド後方に飛びポテンヒットかと思われましたが、相手の守備に阻まれ、先制とはなりませんでした。
2回には先頭の6番渡部選手(智辯学園和歌山)がヒットで出塁し、7番青山選手(智辯学園和歌山)が2ベースヒットでチャンスを作り、8番山口選手(龍谷大学附属平安)はショートゴロでその間にホーム生還をして先制をしました。2アウトから1番藤原選手(大阪桐蔭)がタイムリーヒットを打ち、追加点を取りました。その後連続四球で満塁として、相手の暴投でさらに1点を取り、一挙3得点を2回に取りました。
2点差になった3回には先頭の5番中田選手が内安打で出塁し、6番渡部選手が送りバントを決め、7番青山選手の打席の時に相手のワイルドピッチがあり、その間にホーム生還をして、再び3点差にしました。
しかし、同点に追いつかれ、なかなかヒットが出ない状況になりました。
7回に1アウトから1番藤原選手が2ベースヒットを打ちましたが、2番南野選手もサードゴロで藤原選手が3塁に積極的な走塁をしましたが、タッチアウトになり、チャンスを作ることはできませんでした。
9回には2アウトから8番山口選手がヒットで出塁し、代打西川選手(龍谷大学附属平安)は空振り三振に倒れ、タイブレークに突入しました。
延長タイブレーク10回にノーアウト2塁、1塁から1番藤原選手はバスターで相手の守備のファイプレーもありましたが、進塁打を打ち、代打星子選手(大阪桐蔭)は申告敬遠になり、3番初谷選手はサヨナラタイムリーヒットを打ち、勝利をしました。
序盤の戦いでは青山学院大学が圧勝するイメージでしたが、同点に追いつかれ、そこからの投手戦は非常に見応えがありました。
タイブレークはやはり難しいものです。天理大学がランナーを間違えたりと入りの部分でチグハグさがそのまま攻撃になったと思います。
最後は青山学院がサヨナラでしたが、ドラフト1位コンビが怪我でスタメンにいないという中でも得点できる層の厚さは素晴らしいです。
昨日から4試合連続タイブレークと最後まで分からない展開は見てて面白いです。
昼飯を食べながら第二試合を待ちたいと思います。
以上