5/26明治大学2-4法政大学
さて、第二試合は明治大学対法政大学になります。
明治大学が優勝する可能性を残す確率を上げるには法政に連勝する必要があります。
宗山選手(広陵)が怪我で離脱する中でチームでどのようにして勝利していくのか、法政大学は最強の2枚看板がいる中でなかなか勝ちきれていない部分があるので、どのようにして援護できる打線に秋のリーグにしていくのかを見たいと思います。
では、本日最後の第二試合の感想を書いていきます。
明治大学
先発の毛利投手(福岡大大濠)は2回1/3を投げ1失点で降板をしました。
今年の春季の初めは中継ぎでしたが、ここ数試合は先発に任せられている左腕投手です。
最速144kmのストレート、チェンジアップが非常に良かったです。
しかし、3回に3連打で1失点をして降板をすることになりました。
2番手の藤江投手(大阪桐蔭)はピンチの場面で登板をしましたが、2者連続アウトを取り、切り抜けました。
結果的には2回2/3を投げ2失点の内容でした。
最速144kmの左腕投手ということで、もしかすれば、ドラフトで指名がなくても社会人でも投げるかもしれませんので、野球を続けていたら応援をしたいと思います。
3番手の山田投手(札幌第一)は1回無失点でした。
右サイドからの投球で三者凡退でイニングを終えました。
4番手の大川投手(常総学院)は2回1失点の内容でした。
150kmのストレートはもちろん素晴らしかったですが、次もストレートを投げたストレートをホームランにされました。
それでも潜在能力は非常に高いので、後1年でどこまで成長できるのか楽しみです。
打線は6回までヒット2本と完全に吉鶴投手からチャンスすら掴めませんでした。
それでも3点を追う7回に5番の杉崎選手(東海大菅生)がショートへの内安打で出塁し、2アウトから8番の光弘選手(履正社)がヒットで繋ぎ、3塁、1塁から代打の中山選手(常総学院)の時にワイルドピッチで1点を返しました。その後タイムリーヒットを打ち1点差に詰め寄りました。
8回には2アウト3塁、1塁から6番の木本選手(桐蔭学園)がショートへの当たりがセカンド送球がアウトになり追加点を取ることができませんでした。
リクエストがあればと思うくらいの微妙な判定です。
9回は四球でノーアウトから塁には出ましたが、追加点を取ることができず、試合終了となりました。
守備では2回に1アウト2塁、1塁からのセカンドの木本選手がスライディングキャッチからのゲッツーの完成はお見事でした。
法政大学
先発の吉鶴投手(木更津総合)は6回2/3を投げ2失点の内容でした。
最速146kmのストレート、スライダーは6回まではドラフト1位の投球だったと思います。
3回には1アウト2塁、1塁とピンチをゴロアウト2つ取り無失点で抑えました。
その後は順調にアウトを積み重ねていましたが、7回に2アウトからワイルドピッチ、タイムリーヒットを打たれ降板をしました。
結果的にはワイルドピッチで1点返されたのは非常にもったいなかったです。
ですが、投げているボールは素晴らしかったです。
2番手の安達投手(桐光学園)は勢いがついている明治打線の7回途中からの登板でアウトを取ったのは大きかったです。
その後も投げ1回1/3を投げ無失点でした。
3番手はまさかの篠木投手(木更津総合)が登板し1回無失点の内容でした。
今日勝っても明日がある状況で投げさせる意味がどこにあるのかが疑問ではありますが、他の投手陣が信用できないということもあるので、最強の2枚看板以外の投手がどれくらい投げられるのかが秋のリーグまでの課題だと思います。
打線は3回に1アウトから1番の武川選手(滋賀学園)がヒット、2番中津選手(小松大谷)がヒットで繋ぎ、3番の松下選手(桐蔭学園)がタイムリーヒットで先制をしました。
5回には1番の武川選手が2ベースヒット、2番の中津選手がバントヒットで繋ぎ、3番の松下選手のセカンドゴロの間に1点を加えました。そして、4番の姫木選手(
日大藤沢)がタイムリー3ベースと明治大学を突き離しました。
1点差に詰め寄った7回に2番の中津選手がバックスクリーンへのホームランで追加点を上げました。このホームランは素晴らしかったです。
宗山選手の次のショートが見つからないと言われている大学生ショートの中で時点に頭角を現す選手になるのではないでしょうか。
守備では8回に中津選手のダイビングキャッチからのセカンド送球アウトは非常に良かったです。守備でもアピールできる選手です。
この試合と前の試合を見ても、法政大学が勝ちきれていないのが不思議です。
主力が4年生ですので、この秋で優勝できないと来季以降からは厳しい戦いになると思います。今年は明治、慶應は昨年よりは決め手に欠ける部分があるのでチャンスです。
来週は早慶戦の予定ですが、平日に都市対抗野球があるので、仕事を早く切り上げることができれば球場に向かいたいと思います。
以上