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7/28西濃運輸8-4NTT西日本
さて、今日は神宮球場で西東京大会の決勝と都市対抗野球の準々決勝のどちらを観戦しようかなと悩みましたが、プロ注目の投手のマッチアップを期待して都市対抗野球を選びました。
前回はチーム券を配布していなかったNTT西日本が今日は発券していたので、NTT西日本側で観戦したら、まさかの内野席の18列目と信じられないいい席でした。
応援団が見えながらの選手になりますので、プレーだけではなく、応援にも注目したいと思います。
では、早速第一試合の感想を書いていきます。
西濃運輸
先発の森岡選手(神戸学院大)は2回2/3を投げ4失点の内容でした。
最速141kmのストレート、カーブ、スライダーを投げる左腕投手です。
2点を先制してもらった初回に、味方のエラーもあり、タイムリーヒットを浴びて1点を取られました。
3回はゲッツーと思われましたが、ビデオ検証からリズムが乱れてまさかの逆転を喰らい降板をしました。
2番手の山下投手(常葉大浜松キャンパス)は3回1/3を投げ無失点の内容でした。
2アウト満塁から登板をして、なんとかライトフライに抑えました。
回跨ぎの4回も無失点に抑えました。5回には盗塁阻止もあり無失点に抑えました。
6回には2アウト2塁、1塁のピンチを招きましたが、センターフライに抑えました。
3番手の喜久川投手(JR東海補 関東学院大)は5回無失点の内容でした。
8回には1アウトからヒットを出してもダブルプレーに抑えました。
しかし、9回に2アウト満塁というサヨナラの絶体絶命の状況を投手ゴロに抑え、延長戦のタイブレークに持ちこました。
タイブレークの10回には送りバントを阻止したのは特に大きかったです。次の打者にヒットは打たれましたが、ホームタッチアウトとなり、3塁に進ませなかったことで阻止できたと思います。
何度も何度も大ピンチを抑えたことで、最後に勝利が舞い込んできたと思います。
エース吉田投手が明日も投げることができる最高の勝利でした。
打線は初回に1アウトから2番の三村選手(JR東海補 東海学園大)は2ベースヒットを打ち、2アウトから4番の小中選手(西南学院大)がタイムリーヒットを打ち先制をしました。その後も6番修業選手(大阪商業大)にもタイムリーが飛び出しました。
逆転された4回に2アウト3塁、1塁とチャンスを作り、9番の北野選手(福岡大)はレフト前にタイムリーヒットを打ち、1点を返しました。続く1番の山﨑選手(JR東海補 中部学院大)にもタイムリーが出て、同点にしました。
その後はヒットは出ても2アウトからとなかなかチャンスを作ることができませんでした。
そして9回に、先頭の9番北野選手がヒットで出塁し、1番の山﨑選手が送りバントを決め、2番の三村選手が見逃し三振となり、3番の野﨑選手(久留米工業大)の時にワイルドピッチがあり、3塁に進んだところで申告敬遠をして、4番の小中選手はファーストゴロに倒れてしまいました。
タイブレークの10回に5番の原田選手が強硬で打ちに行き、ヒットとなり、ノーアウト満塁から代打大山選手(九州産業大)がファーストファールフライに倒れ、7番の城野選手(中部大)も空振り三振に倒れ、8番の途中出場の渡邊選手(愛知学院大)も空振り三振に倒れました。
11回には9番の北野選手が送りバントを決め、1番の途中出場の宮田選手(國學院大)は空振り三振に倒れ、2番の三村選手は四球を選び、3番の野﨑選手が値千金の満塁ホームランを打ちました。この1打が決勝点となりました。
NTT西日本
先発の伊原投手(大阪商業大)は5回2/3を投げ4失点の内容でした。
今年の社会人左腕投手の中でレベルの高い投手です。
Youtubeでの予選の試合しか見ていなかったので、現地で見ることができて良かったです。
最速148kmのストレート、スライダー、チェンジアップを投げる左腕投手です。
初回は2アウト2塁のピンチを招き、タイムリーを打たれました。その後も大学時代のチームメイトにもタイムリーを打たれました。
その後は抑えていましたが、逆転してもらった直後に同点にされるなど、相手打線の粘りに対して、抑えることができませんでした。
評価としては球速が常に145kmは出ている左腕は需要があると思いますので、ハズレ1位でもあるのかなとは思いました。
2番手の大江投手(花園大)は5回1/3を投げ4失点の内容でした。
最速147kmのストレート、スプリットが武器の投手です。
完璧な救援を見せてくれました。しかし、9回に先頭でヒット許し、2アウト3塁、1塁の最大のピンチをファーストゴロに抑えました。
タイブレークの10回もマウンドに上がりましたが、ノーアウト満塁のピンチからなんと無失点に抑える、今日一番のピッチングでした。
11回も2アウト満塁のピンチを迎えましたが、ここでまさかの満塁ホームランを浴びてしまいました。
これは仕方ないです。打った打者が素晴らしいです。
打線は2点を追う初回に先頭の水島選手(東京情報大)が3ベースヒットを打ち、2番の天井選手(亜細亜大)は空振り三振、3番の山田選手(亜細亜大)は相手のエラーがあり、出塁、4番の濵田選手(日本新薬補 専修大)はタイムリーヒットを打ち、1点を返しました。
2回には先頭の6番串畑選手(東海大)は四球を選び、送りバントを決めましたが、三盗失敗でチャンスを潰しました。
3回には先頭の1番水島選手がヒットで出塁し、2番の天井選手のショートゴロのゲッツーがビデオ検証により、セーフになり、3番の山田選手が2ベースヒットでチャンスを拡大し、2アウトから5番中村選手(亜細亜大)が同点のタイムリー内安打、6番の串畑選手のセンターへのタイムリーヒットで逆転、7番の辻本選手(仙台大)も続き、一挙3点を取りました。
5回には先頭の5番中村選手が四球で出塁しましたが、盗塁死があり無得点に終わりました。
6回には2アウトながら2塁、1塁とチャンスを作りましが3番の山田選手がセンターフライとなり勝ち越すことができませんでした。
7回には先頭の4番濵田選手がヒットを打ち、送りバントを決め、得点圏には進めましたが、またも勝ち越すことができませんでした。
8回には1アウトから9番の成瀬選手(東海大)がヒットで出塁しましたが、1番の水島選手がダブルプレーとなり、なかなか1点を取ることができませんでした。
9回には1アウトから3番の山田選手がヒットで出塁し、2アウトから代走の後藤選手(亜細亜大)が盗塁を決め、そこから2アウト満塁まで行き、サヨナラのチャンスを作りましたが、7番の串畑選手が投手ゴロとなり、延長タイブレークに持ち込みました。
タイブレークの10回に8番の辻本選手が送りバントを失敗しましたが、9番の成瀬選手がヒットを打つも、ホームタッチアウトとなりサヨナラのチャンスを逃しました。
11回は4点差を追いつくことができず、試合が終了しました。
攻撃面はNTT西日本が攻めていましたが、1点を取りきれなかったことで、最後に相手の1チャンスで勝ち越され、勝負に負けるという結果となりました。
最後になりますが、応援した観客の人がファールボールを取りに行って隣の人の鼻に当たって出血するハプニングがありました。
内野席の中でガチの応援席での観戦は逆に難しいですし、写真も色々あると思ったのでスコアくらいしか取っていません。
ガチの席は気まずかったですが、NTT西日本の一員として最後まで応援できたことは良かったです。
4時間近い熱戦となると、第三試合が終わるのがいつになるのか不安ですが、気にせずに見たいと思います。
以上