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7/21日本製鉄かずさマジック6-5JFE東日本
さて、第二試合は千葉県同士の対決です。
5月に都市対抗野球 南関東大会の県営大宮公園球場でJFE東日本がコールドで試合を決めた以来の観戦になります。
千葉県知事もSNSで複雑な思いがある試合ですが、私は日本製鉄かずさマジック側のチーム券をいただきましたので、今日は日本製鉄かずさマジックを応援したいと思います。
元千葉ロッテの渡辺俊介投手が監督を務めているのをすっかり忘れていました。
では、早速試合の感想を書いていきます。
日本製鉄かずさマジック
先発の森本投手(近畿大)は2回3失点の内容でした。
最速140kmのストレート、スライダーが武器の投手です。
初回から2ランホームランを打たれてしまい、苦しい立ち上がりとなりました。
同点に追いついてもらって直後にもホームランを打たれるなど、なかなかリズムに乗れない投球が続きました。
2番手の橘投手(日本文理大)は3回無失点の内容でした。
右スリークォーターから投げる投手です。
1アウト満塁のピンチを招きましたが、セカンドゴロのダブルプレーに打ち取り、ピンチを切り抜けました。
回跨ぎも問題なく、無失点に抑えたことで味方が同点にしての降板となりました。
3番手の渡邉匠投手(神奈川大)は2/3を投げ無失点の内容でした。
最速132kmのストレート、 スライダー、カーブを投げる技巧派投手です。
しかし、制球定まらず四球を連発して、空振り三振を奪ったところで降板をしました。
4番手の塚本投手(松本大)は1回1/3を投げ2失点の内容でした。
2アウト2塁、1塁のピンチの場面で登板し空振り三振を奪い、ピンチを切り抜けまました。
松本大学からルーキーで都市対抗のマウンドに上がって抑えたことは素晴らしいです。
しかし、回跨ぎの7回に2ランホームランを浴びてしまいました。
やはりルーキーには都市対抗の本戦は初戦に続いて荷が重いのだと思いました。
5番手の山本投手(九州国際大)は2回無失点の内容でした。
先頭に2ベースヒットを許しましたが、152kmのストレートで無失点に抑えました。
逆転をしてもらった9回もマウンドに上がり先頭にはヒットを許し、送りバントを決められ得点圏に進められますが、サードフライ、空振り三振に抑えました。
打線は2点を追う2回に2アウトから6番の元オリックス、巨人に所属していた勝俣選手(国際武道大)が2ベースヒットを打ち、7番の眞﨑選手(国士舘大)が四球を選び、8番の伊藤選手(東京情報大)はショートへの内安打を打ち、満塁のチャンスで9番の大内選手(上武大)は押し出しを選び、1点差にしました。続く、1番の片岡選手(筑波大)のタイムリーヒットで同点にしました。続く、2番の戸堀選手(國學院大)はセカンドゴロに倒れ、逆転とはなりませんでした。
6回に先頭の4番吉田開選手(富士大)がソロホームランを打ち、同点に追いつきました。
7回にデーゲームの東京ドームの影響で落球したり、ポテンヒットになったりして、その後にホームランを打たれ、2点差となりました。
それでも2点を追う9回に1アウト2塁、1塁として、代打佐藤虹選手(帝京大)がタイムリー2ベースで1点差にして、代打須田選手(富士大)はアウトになりましたが、1番の片岡選手がサードへのタイムリー内安打で同点、2番の戸堀選手も投手前の内安打でついに試合をひっくり返しました。
JFE東日本
先発の山田投手(白鴎大)は4回2失点の内容でした。
前回も先発で見ていましたが、球速は今回の方が走っていました。
最速145kmのストレートで押す投球が光りました。
先制点をもらった直後に、急に制球を乱し、2アウトから四球連発をしてから押し出し、タイムリーを打たれ同点にされました。
その後は抑えていました。
2番手の本定投手(上武大)は4回1/3を投げ4失点の内容でした。
150kmのストレートを投げる投手です。最速152kmが出たそうです。
回跨ぎしてすぐにソロホームランを打たれ同点にされました。
球数も多くなってきた影響で9回にボールが高くなり、四球を連続で出し、タイムリー2ベースを打たれてしまいました。尚もピンチとなり降板をしました。
3番手の林投手(国際武道大)は2/3を投げ無失点でした。
9回1アウト3塁、2塁から登板することになりました。
2アウトまでは漕ぎ着けたのですが、そこからタイムリー2本を打たれ、逆転をされてしまいました。アクシデントも重なり降板をしてしまいました。
4番手の福山投手(駒澤大)は1/3を投げ無失点でした。
緊急登板となり、1球で空振り三振をとりました。
打線は初回から1アウトから2番平山選手(東海大)が四球を選び、2アウトとなり4番の猪田選手(神戸国際大附属高)が先制2ランホームランを打ちました。
同点にされた直後の3回に先頭の7番元千葉ロッテの宗接選手(亜細亜大)がソロホームランを打ち、勝ち越しました。
3回には1アウトから2番の平山選手が四球を選び、3番の大森選手(駒澤大)がヒットでチャンスを作り、4番の猪田選手は四球を選び、満塁から5番の小松選手(東海大)はダブルプレーとなり追加点を取ることができませんでした。
同点になった6回に1アウトから二者連続四球を選び、代打関選手(関東学院大)は空振り三振に倒れ、7番の宗接選手も空振り三振に倒れました。
7回に先頭の8番志賀選手(環太平洋大)がバットを折りながらセンター前に落とすヒットを打ち、9番の折尾選手(亜細亜大)は送りバントを決め、代打内藤選手(青山学院大)が値千金の2ランホームランを打ち、再度勝ち越しをしました。
しかし、9回に逆転をされ、先頭の代打中澤選手(早稲田大)がビデオ検証でセーフになり出塁、9番の折尾選手は送りバントを決め、1番の途中出場の内藤選手はサードフライ、2番の平山選手は空振り三振に倒れ試合が終了しました。
今年のプロ野球の打高投低の影響でホームランを現地で見ることが少なくなりましたが、この試合では4本も見られる最高の試合でした。
そして、9回に逆転するということが起きました。
昨日の試合を見ても思ったのですが、プロ野球の様にクローザーはいないので、応援の雰囲気なども後押しとなり、後1イニングを抑えるのが難しいのだと思います。
やはり一発勝負の都市対抗野球だからこその面白さが詰まった試合でした。
夜ご飯を食べ、第三試合を観戦いたします。
以上