負け続けてもファンでいられるか?
今日のテーマはファンの心理について触れながら、ヤクルトの16連敗における私自身で学んだことなどを投稿します。
どうでしょう?
自分の応援しているチームは常に勝ち続けていたいでしょうか?
負け続けたらファンを辞めるなど言いますか?
私は2014年からヤクルトスワローズのファンになりました。
その年は6位でしたが、私の中では今でもこの年が現地で見ていて一番楽しかったです。
2014年のヤクルトといえば「火ヤク庫」打線
特に交流戦に至ってはそれまでパリーグで防御率が良かった投手が軒並みヤクルト打線が打ちまくり大炎上していました。
しかし、投手陣が崩壊していたこともあり、常に乱打線の試合展開でした。
1番山田哲人3番川端4番バレンティン5番雄平6番畠山
この5人が3割をマークしており、途中までは7番森岡8番中村も3割を超えていました。
例え6位でもタイトルを取る選手がいたり、若手が覚醒したりなど見どころがありました。
そして、2015年は前年に活躍した選手がそのままの成績を残せたこともあり優勝しました。
私は2013年、2014年の2年連続6位という成績によって若手の育成ができ、その時の主力メンバーが経験を積み、外国人選手が活躍していたという全ての歯車が噛み合ったことによって2015年は優勝したと思っています。
ファンの心理からすれば、昨年の順位は過去のことになっています。
今の順位が全てを物語っている気がします。
広島が3連覇して、その後順位を落とした時にファンを辞めた人が増えたということを聞いたことがあります。
野球に対しての価値観は人それぞれですが、その一瞬を切り取って批判をしたり、ファンを辞めるということはもったいないです。
私は、2019年にヤクルトが16連敗した時、それを阻止した試合を現地で見ていました。
その前に神宮で中日戦を観に行って連敗して、翌週には勝っているだろうと思っていましたが、どんどん負けて行き、ついに15連敗になりました。
その時はまだ新潟に住んでいましたが、このままでは仕事に集中できないと思い、なんとかチケットを取り、横浜スタジアムに向かいました。
土曜は現在中継ぎで頑張っている清水投手が先発、対して横浜は上茶谷投手のルーキー対決でした。
私は立見席で観戦していましたが、上茶谷投手が見事な投球をしてプロ初完封をしてヤクルトは16連敗をしました。
その試合の帰りは立ち直れませんでした。ヤケ酒しました。
もはや連敗が止まる雰囲気すら感じませんでした。
次の日は外野席を取れたので、必死に声を出しました。
1回の表からチャンステーマの夏祭りが流れるくらい、応援団も含めて今日こそは連敗を止めるという熱い思いでした。
満塁で大引選手が3点タイムリーを打ち、その時の盛り上がりは今でも鮮明に覚えています。
先発は原樹理投手
元々原投手が負けてからの16連敗ということもあり、1回からの投球は迫力がありました。
試合はロペス選手がホームランの後、このまま横浜に流れが行きそうな時に、その次の回にバレンティン選手がホームランを打ち、今日こそは勝てるかもという雰囲気はありましたが、まだまだ油断できません。
最大のピンチで原投手が筒香選手を三振に取ったり、復帰した石山投手が宮崎選手のライトへの犠牲フライの1点でなんとか凌ぎ切りました。
(あのライトフライはホームラン打たれた〜と一瞬思いました笑)
そして9回梅野投手がマウンドに立ち、2アウトをとりました。
そして最後はショートの奥村選手が捌き、16連敗を止めました。
あの時の涙は今でも忘れないですし、思い出すだけで熱くなります。
そこにいたヤクルトファンはこれからもヤクルトファンは続けていくでしょう。
この経験をした私はどんなことがあってもヤクルトファンは辞めることはないです。
例え6位でも、その時はその時の楽しみ方があります。
2019年、2020年は村上選手の活躍が何よりも負けたとしても癒しになっていました。
今応援しているチームがあれば、たとえ調子が悪くてもファンを辞めたり、変えることはしない方がいいです。
シンプルに現地に行く時だけ勝ちたいのであれば、オリックスの山本由伸投手が先発する日に行けば、勝つ確率は高くなります。
それで本当に楽しいでしょうか?
やはり過程が私は大事だと思っています。
山本投手が敗戦投手になったり、そこから成長して完封した時に現地にいれば、嬉しさも倍増だと思います。
その時の一瞬一瞬ではなく、野球は5年10年後も続いていきます。
なので、観に行くことができる環境を整え、野球をいつでも行ける場所に住んだり、仕事を選ぶことの方が重要だと思っています。
批判ではなく、見守って、この経験が数年後に花を開くことを待ちましょう。
2021年のヤクルトは現在3位でまだまだ優勝が狙える位置になっています。
頑張れヤクルト❗️頑張れ村上選手❗️