見出し画像

踊って踊って会話劇「二回目の百年」見どころ

8月13日@集っこ
踊って踊って会話劇「二回目の百年」
昼の部 14時開演 夕の部 17時開演 

出演・オコチャ、谷川愛梨、光永、ピクニック、堀内馬鹿祭

先日、稽古をしたので、見どころをご紹介。

通し稽古をした時に、
谷川さんと光永に声に不覚にも泣かされてしまいました。
二人の声の相性は、マリアージュですね。 とても良いです。

ピクニックと、堀内馬鹿祭の声の相性は、とてもキュート。
不覚にも可愛いと思ってしまいました。

基本、谷川さんと光永のシーンとピクニック堀内馬鹿祭のシーンが
交互で進んでいくので
マリアージュとキュートが繰り返されるので、見やすいかと。

そこに踊りも入ってくるので、本当に見やすいかと。

通し稽古終わりに、衣装の話になりまして
私は、踊りやすい格好を考えていたのですが
浴衣を着たいとの提案がありました。

私は、浴衣どうこうの前に、
提案をしてくれたのが、とても嬉しかったです。

提案してくれると言う事は、脚本を、この舞台を楽しんでくれている
という事でしょ?
一生懸命やってくれてるのは、充分伝わっていましたが
楽しんでまでいてくれているとは。
普段、演者さんの本心はわかりませんから、
こういうのは染みるんですよね。

私の勘違いかもしれないけど、これは勘違いさせておいて。

その嬉しさを味わっていたら、
堀内馬鹿祭りさんが「はだけちゃうだろ!」と一喝。
完全にお父さん目線。 心配のマックスでの一喝。優しい一喝。

その一喝を、谷川さんと光永に「大丈夫です」と一蹴されてたのも
お父さんっぽくて、良かったです。
(一喝とか、一蹴とか書いてますが、雰囲気はほのぼのです)

そんなこんなで、谷川さんと光永は、浴衣で踊って、会話劇をします。
浴衣姿もいいですが、
浴衣で盆踊り以外を踊る姿は、あまり見れないと思うので
これはこれで貴重なのでは。

私、堀内お父さん、ピクニックは、お揃いの衣装を着ることになり
見た目も楽し気な感じになりそうです。

谷川さんは、声がいいのですが、踊りも素敵です
見ていて、笑ってしまうし、苦しくなるし、切なくなるし
踊りを見ていたら、楽しくなるし
繊細な表現と素敵な踊りで、みなさまを夏祭りへといざなってくれそうです

光永は、今年何度もご一緒させていただいてますが、
毎回凄くて、驚きしかないですが、今回も凄いです。
一体、何処まで凄いんでしょうか? 
踊って踊って会話劇「二回目の百年」では、心をギュッとしてくるのに
「台本のある打ち上げ」では、底なしに面白いです。
是非、このギャップを味わって欲しいです。

ピクニックは、今回本当に嫌な奴です。
見た後、ピクニックを嫌いになります。 
ただ、この嫌いは、二度と見たくないではなく、癖になる嫌いです。
この摩訶不思議な嫌いを堪能して欲しい。

堀内馬鹿祭は、表現者として、とても柔軟です。 
その柔軟さは、見ている人を、物語に自然と没入させます。
物語と、客席を繋ぐ演者がいるのは、心強いです。
年齢を重ね、キュートさに哀愁も追加され、人として、とても魅力的です

そして、脚本と演出。
会話劇というものを、120本くらい書いて
初めは、1話完結ものだけだったのが、連作になり、
2つの連作が表裏になっていたりなどを経て、今回の形になりました。
会話劇の良さを存分に生かして、会話劇の短所とも向かったので
この形でスタートラインに立てた気がしております。

今までやった、「夏の夜道と話す猫」や「私の人生らしくない」なども
この形で、もう一度やれたらいいなと思うし
今まで出てくださった演者さんに、
この形での公演も出て欲しいなとか、考えてしまう。

夏祭り感全開で、痛くて楽しい愛おしい作品になっております。
是非、是非、見に来ていただきたいです。





サポートしていただけると、励みになります