謙虚な気持ちと素直な気持ちは持っていたいものだと思った話
代筆屋になるための講座を受けていた時の話です。
講座の流れは、
与えられた課題で文章を書いて提出
↓
添削されて戻ってくる
↓
指摘された箇所を書き直して提出(時には数回)
という流れでやっていたのですが、ある日、講師の方から
「やまださんは、いわれたことをちゃんとやって偉いです」
といわれました。
これは不思議に思いましたね。
なぜなら、
『学んでいるんだから、指摘された所は直す』
のは、普通で当たり前の事だと思っていたからです。
でも自分によっての
『当たり前』
は
『他の人にとっての当たり前ではない』
のだなぁという事を、この事で改めて思いました。
で、講師の方にある日
「そんなに、いうことを聞かない人が多いのですか?」
と尋ねたところ。
代筆屋になるための講座を受講する人は、過去に編集の仕事をしていた、文章に自信のある人が多く、そういう自信のある方ほど、こちらのいうことを聞かず、結局
我流に走って失敗してしまうということでした。
また、
言われたことをやり切る人というのは10人に1人いればいい方じゃないか
とも、いわれてました
自分も文章を書くのが好きで、それなりに自信もあったりしましたが、講座を受講して添削されて戻ってきた文章で指摘された部分の説明を読むたびに
「まだまた、至らない所があるなと」
思うばかりで、
「自分は間違っていない」
という考えにはなりませんでした。
色々な人が
「素直な人が成功する」
といっていますが、学ぶ時は素直な心で学ばねばいけませんね。
いくら自分に経験や自信があったとしても、それで上手く行かない、また成功するための知識がないから学ぼうとしたのですから。
「実るほど頭を垂れる稲穂かなと」
というように、常に謙虚な気持ちと素直な気持ちは持っていたいものだと、この話を聞いて改めて思いました。
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