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経営実践研究会ソーシャルシンポジウム2022

昨日は経営実践研究会のソーシャルシンポジウム2022が難波御堂筋ホールで開催されました。

テーマ【幸福な社会をつくる企業の在り方とは?】



三つのテーマで各会場に別れて豪華過ぎる方々のご講演を聴かせていただきました。

私は「未来創造企業」の会場で

・慶應義塾大学大学院
システムデザイン・ マネジメント研究科
前野教授

・ツカキグループ 代表取締役社長
六代目 塚本 喜左衛門氏

 ・未来創造企業によるパネルディスカッション

・会員企業事例発表

どの時間も熱く幸せな時間でした。
全てを網羅するととんでもない長さで収まらないため、各講演のワンポイントに絞って書きます。

長続きしない幸せと長続きする幸せ


幸福学(well-being study)の権威前野教授による講義。

長続きしない幸せ
地位財型の幸せ=他者と比べられる財(カネ、モノ、社会的地位)

長続きする幸せ
非地位財型の幸せ
・社会的に良好な状態
・身体的に良好な状態
・精神的に良好な状態
(↑幸せになる4つの因子)
①やってみよう因子
②ありがとう因子
③なんとかなる因子
④ありのまま因子

上の4つの因子が長続きする幸せなにとても重要だそうで、


優しい自分と強い自分がいることがポイント。

仏教でいう自利利他円満に一致するといいます。

自利利他円満

仏教に、自利利他円満(じりりたえんまん)という教えの言葉があります。私が南無阿弥陀仏のお念仏を称えることができるのは、自分が「称えたい」という気持ちを持てたからではありません。様々な経験をし、お念仏を称えるご縁をいただけたのです。今、できていることはすべて、自分の力ではなく、目にみえない「ご縁」からいただいたということなのです。それを「お育て」といいます。

そして私一人だけが救われることを喜ぶのではなく、周りの人とも共に慶びあえるのかということなのです。それが自利から利他です。

誰でも「自分の人生は何よりも大切」と言いますが、その大切な「いのち」を、私だけではなく、みんなそれぞれに生きているのです。

つまり、自分の利益(自利)になることだけを求めるのはでなく、他の人々に利益を与え〈利他〉てこそ、自利利他の円満ということなのです。
https://plus.chunichi.co.jp/blog/kawamura/article/287/3618/



また特にエンジニア出身の前野教授のこれまでの様々な心理学者の研究を統合してシステムとして人の幸せとは何か?を機能的に導き出していかれるスタンスは目から鱗でとても刺激になりました。

才能<努力<習慣

近江商人の末裔、六代目塚本喜左衛門氏による代々受け継がれる持続可能性な事業の心得を教えていただきました。

特に自分を如何に使うか?
という視点でセルフマネジメントを徹底されるスタンスはなるほどと感じることばかりでした。

毎朝早朝に散歩をしてご自身を整えるそうです。

特に家訓と教育のテーマでお話いただいた
・いっときの道を開くのは才能
・人生を豊かなものにするのは努力
・次の代まで栄えるもとは、家族に根付いた生活習慣

才能に胡座をかかず
努力で磨き続け
生活の習慣として継承する

タレンティズムを数世代に渡り持続可能性にする大切なヒントをいただきました。

そして例え戦争あり、起こって無一文から出発しても人生の中で絶対価値!


未来創造企業によるパネルディスカッション

未来創造企業に認定された先輩企業の挑戦と葛藤、それぞれの企業の個性が光る素晴らしいパネルディスカッションでした!

会員企業による事例発表


会員企業の事例はそれぞれの本業を通した社会課題解決への挑戦と実例に勇気をいただきました!

半日とは思えない豪華過ぎる学びの時間、
志を磨いて実践して参ります!

次回必ずご一緒しましょう!

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