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キテレツ大百科のコロ助の明確過ぎる価値観!自分の幸せのモノサシを持つことの大切さ。

先日、服部緑地公園に散歩がてらお昼を公園内のベンチで食べていました。

ベンチに座って先程買ったできたてのコロッケを食べていると、目の前の男の子が私のコロッケをじーっと凝視してきます。

その子の手には、ハーゲンダッツのクリスピーなんとかという高そうなアイスクリームが。
しかしハーゲンダッツそっちのけで私のコロッケを全力で見続けてくるのです。

この子にとってはハーゲンダッツよりコロッケの方が価値が高いのか?

私はかつてアニメで見たワンシーンを思い出しました。

「一体コロッケが何個買えると思ってるナリか?!」

↑のセリフはキテレツ大百科に出てくるコロッケが大好物のコロ助が、隣に暮らしている浪人生の勉三さんに放ったひと言です。

引用キテレツ大百科より左:コロ助、右:勉三さん

確か勉三さんがお金を無駄遣いしてしまったと懺悔して、キテレツとコロ助に説教されるシーンだったと思います。

注目すべきは(したくなりますが)隣に住んでいる発明好きの周囲から奇天烈などと呼ばれている小学生と得体の知れない機械に懺悔して説教される6浪中の勉三さんではありません。

金本位制ならぬコロッケ本位制というコロ助の独自の価値観の明確さです。

キテレツ大百科より引用

コロ助のこの価値観は極端な例に思えますか?
これはアニメの話ですが、あながちバカにはできません。

「人は皆それぞれに価値観が違う」という当たり前のことを忘れてしまいがちです。
さらに自分と同じはずだと思い込んで、人に押し付けたりします。
自分もついやってしまうので気を付けなければいけません。

個性を見極めるには価値観に着目しよう

たとえば同じ経営者という役割りであっても人によって大切にする(優先する)価値観が全く異なります。

・利益を大切にする経営者。

・いかに社会にとって役に立っているかを大切にする経営者。

・何人雇用したり、面倒をみているかを大切にする経営者。

・面白いアイデアやインパクトを大切にする経営者。

などなど、その経営者によって当然ながら価値観は様々です。

経営者に限らず全ての人々がその個性によって大切な価値観、喜怒哀楽のポイントが違います。

幸せのモノサシは明確にする

最近自分を個性を伸ばすためにはまずどうすればいいですか?
という質問を受けることが多くなってきました。

まずは自分を知ることから始まりますが、
例えば自分がどんな状況だと幸せを感じることができるのか?
この問いに答えられる人は意外と多くありません。

私の場合、他の国を周った時の経験が根底にあって
蛇口をひねった水が飲める環境だったり、
お湯が出る水圧のあるシャワーが使える環境だとそれだけで幸せを感じます。
プラス美味しいものが食べられたら最高です。

コロ助のコロッケのように他人のモノサシではない自分の幸せのモノサシを明確にすることはとても大切ですね。

ハーゲンダッツよりもコロッケが好きな男の子との遭遇から、自分のモノサシを明確にすることの大切さを思い出しました!

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