2017秋葉街道パスハンティング
2017年の9月末に秋葉街道を走ったのをふと思い出したので。
行程は、小淵沢から水窪までのおよそ150km
うち杖突峠、分杭峠、地蔵峠の舗装路の峠に加え、地蔵峠南面の未通区間、青崩峠前後の未通区間を担ぎ越えるという充実したパスハンティングルートです。
自分の自転車は画像の右側
26×1.8タイヤを履かせた柳サイクルのツーリング車。
相棒が乗るのは
700×25cタイヤを履いたジャイアントのシクロクロス。
二人とも5Lクラスのトレランザックを装備してのサイクリングでした。
ステビしていた小淵沢を出たのはまだ暗い午前2時。9月とはいえ中々に冷える朝でした。
張り切って甲州街道の富士見峠をパスし、一路秋葉街道へと進路を取ります。
諏訪湖を取り巻く街の明かりを背に杖突峠をゆっくりと越えると、続く道はダムの脇を掠めて行きます。
前日小淵沢まで自走してきたという相棒が辛そうなので、途中のグラウンドでステビ用のマットを敷き、ごろ寝します。
ピッと起きて、登り基調な平坦路をこなすと、分杭峠がぽっかりと口をあけます。
峠も近くなると景色は開け、怪しげな宣伝文句が乱立する分杭峠につきます。
少し下った露頭見物などしつつ、狭く荒い舗装路をくだります。
分杭峠から大鹿村までは大して下らず、直ぐに平坦路になります。
なかなか、休ませてくれません。
大鹿村を過ぎると気持ちの良い雰囲気の沢づたいの道が続き、次第に急勾配のつづら折りになります。
えっさえっさと漕いでいくと、地蔵峠の未通区間の入り口につきます。
舗装路もありますが、そちらは林道扱い。未通区間の山道こそが国道です。
序盤は劣悪なトラバースですが、沢に下降すると穏やかな道になります。
峠の中腹から下部を眺める場所はとても良かったです。
ですが、ちょっと雨の日には来たくないですね。
二回ほど沢を渡り、しばらく行くと林道を経て、舗装国道に合流します。
下り行けば遠山温泉郷、目もくれずに走り、またしても急勾配の青崩峠に取りつきます。
次第に舗装路は荒れ、落ちた枝で覆われ、ほとんど未舗装と変わらない状態になります。
頑張って登ると、青崩峠に向かう階段があり、それを20分ほど担いで最後の頑張り。
静岡から長野に風が吹き抜ける青崩峠にでます。
思い出深いサイクリングなのですが、思えばもう2年と半年ほど前のこと。
最近はこういう街道に寄り添うサイクリングをしていないので、またやりたいですね。