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手袋の話-シールスキンズ

シールスキンズのオールウェザーグローブ。
一昨年使い潰してしまった。

この手袋、確か2016年の冬に初めて購入したものだったと思う。
普段は行かない、上野界隈のワイズロードに行ったときのことだ。
店員さんに勧められるままに購入した。

ナイロンでできたアッパーに、掌はレザーでしっかりしており、ライナーは防水で年間通して使える印象があった。実際この上なく丈夫だし、雨もある程度は防ぐ。
ただ、先述のナイロンやレザーは長時間の雨だと保水してしまう。ライナーは防水だが、感触がべちょっとするのだ。そして、使い込んでライナーが劣化すると、水が浸透してくることもある。

とはいえ、つけ心地は良い。手に触れるインナーはボアで柔らかい。さらさらした触感はムレ感も少なく快適だ。タイベック風の防水ライナーも相まって、冬でも温かだ。氷点下のハイキング、そして一桁台の気温のサイクリングなどでも不足を感じず、秋から春にかけて出番が多い。
操作性については使い始めは硬い。しかし、使い込むと柔らかくなり、サイクリングでブレーキレバーを握るときなど、とても具合がいい。

カフはウェットスーツ風の生地が使われており、手首も動かしやすいし、面ファスナーで締付けを調整できるので気密性も高い。先述のカフのお陰でグローブがずれにくく、ハイグリップなバーテープを握る場合にも不快感がない。
いい値段がするが、こういう具合の良い道具はなかなか見つからない。

2016年に購入して三年で使い潰して、2019年に追って購入、そしてそれも三年使って潰れてしまった。
穴が空いたり、ライナーがだめになるのだ。使い方が粗くて、管理も悪いからだろう。

雪道サイクリング ドロハンを握り込む


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