アコースティックアレンジ2
前回に引き続きアコギでのサポートについてです。
前回いくつかポイントをあげましたがその中の
イントロ等なんとかする!
リズムを出す!
について少しお話しします。
イントロ、間奏、エンディングは他に楽器がいれば割となんとかなりますがアコギ1本だとメロ、リズム、ハーモニーを1人でやらなければならないので少し作戦が必要です。
まずはこちらをご覧ください。
2:02から演奏始まります。
なんか最後ふざけてすいません。。。。
ひとまずイントロは原曲にあるサビメロを使ったパターンではなくコード進行を少しアレンジしてソロギターというよりはメロの割合を少し減らしてハーモニーにうっすらメロディにしました。
何をやっても全然構わないのですが僕は後半への盛り上がりを考えて前半は極力
「しっとりオシャレ」
を目指しました。
イメージはキーボーディストがエレピ音色でさらっと弾いた感じです。
その後Aメロでは2拍目に弦を叩いて『チャッ』って音でリズムを提示してます。
ここでは2拍目だけ、しかもたまに入ってないんですが
なぜかというと
理由は簡単
これくらいで丁度いいからです!
2,4拍目に全部入れて弾くこともありますがそうするとそれが無くなった瞬間かなり寂しい感じが出てしますんです。
というか物足りない感が生まれます。
弾かない美学です!
なんて大袈裟ですがとにかくやり過ぎずにAメロを弾けた分次のBメロで『チャッ』を入れなくても物足りない感が出ずしかも僕のイメージではB前半は広げたかったので伸びたイメージのアルペジオのみで聞かせられたかなと。
なんて感じで指弾きだけでも少し構成を考えていくと割ともちます。
そして3回目のAメロでついにストロークをするんですが4,5割の音量加減で弾いてます。
ここは理由が2つあって
1.次がギターソロであることと
2.最初に書いた通り後半盛り上がりたいから
です。
1.はソロでは当たり前ですがギターだけになります。
それはそれは歌があったときより寂しくなってしまいます。
なのでソロ前は音圧上がり過ぎないようにやったりします。
もちろんケースバイケースですがそんなことも考えてます。
2.この曲ではやはり最後サビで転調してからが一番の盛り上がりなのでとにかくそこが一番盛り上がって聞こえるようにするための下準備みたいなものですね。
そんなことを思ってもう一度聞いてもらうと起承転結があるのがわかってもらえるんじゃないかなと思います。
あとは僕はほとんどの場合ストロークで一番盛り上がりたいセクションでもいって8,9割の音量感で弾いてます。
10割で弾いちゃうと単純にそれ以上がないっていうのともうひとアクション起こしたい時に伝わらなかったりするからです。
また長くなってしまったので次回に続くかも。。。