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君たちはどう生きるか

はい来ました。三冊目はあの有名な著作「君たちはどう生きるか」作:吉野源三郎 をついに読んでしまいました。あっちゃんがyoutubeで投稿していたんですが、読んでみないと分からないなということで読んじゃいました。ちなみに自分が読んだのはマンガ版です。図書館においてあったので買わずに済みました。ほんとに1時間ぐらいで全部読んじゃいました。皆さんもどうでしょう

この物語はコペル君が主役となって、コペル君のおじさんとのやり取りでコペル君が成長していく過程が映し出されている本です。「ほとんどの人間は分子である」銀座の夜景を見てこの言葉を今すぐ言いに行きたい。 自分がいなくてもこの世界は全く関係なく回っている。自分が今触っているパソコンも今日食べたものも、限りなくいろんな人の努力のおかげで形として存在している。自分が中心に回っていると思っていた世界が実は中心なんてどこにもない。一人一人の世界を少しでも豊かにしようという意志こそが世界を回している。世界を回すっていうのは時間とお金ってとらえがちだと思われがちですが、自分は消費ってとらえました。人は消費をするために生産をし、生産者は消費差に届けるために生産する。この当たり前のサイクルこそが世界を回している体系の根本となる部分である。逆にその反面、人間が分子としてあらねばならないということも起きている。そして自分の知らない新たな道と出会ったときは反発するか、もしくは新たなものを作り出したりする。誰かがいじめられているときが一番いい例である。いじめっ子に反逆するのが怖くて、頭の中では助けようと思っているのになかなか行動に結びつかない。そうようことありますよね。それが自分たちが所属している分子の欠点です。

では自分はどう生きればいいか。その無数の中の一人としてどのような価値を自分に見出していくか。最近自分自身に気が付いてきたことがあって、そらは自分って思っているより周りを影響させることができないんだなということ。それは自分の持っているメディアだったり、話し方、言葉選び等いろいろな要素が複雑に絡み合ってくると思う。ただ、影響力はなくてもリーダーシップ、責任感はあるほうだなというのは感じる。そこで最近考えるのは、何も自分が自分のやりたいことを一から始める必要がないということ。自分のやりたいことが実際に世界の中で行われているのであれば、そこに参入したほうが圧倒的に速いし得られる情報網が全然違う。起業しろって最近の人はすごい言ってくるけど、それは選択肢の一つに過ぎない。たしかにかっこいいというイメージは確かにあるし、成功したら稼げるという感じもある。ただ、そんな思い付きでやるような行為ではないし自己分析ができ始めてる今の状況で、始めるべきでもない。本当に自己分析して自分がそのような気概がある人物なのか、それを見極めて今後の生活を送っていきたい。

それが僕の生き方です