4/20参加 「社会問題1000人会議」
現在コロナ蔓延の影響で世界中が混乱に陥っている中、地方の学生にとってはこれまでにないチャンスが到来している。
普段は東京、大阪などの都市圏を中心としてオフラインで行われているイベントやワークショップなどが形を変えてオンラインで行っているのである。たしかに、今までもオンラインで行うセミナーやワークショップというのは存在はしたが、かなり専門的な内容なものが多く、また内容も偏っていた。
自分で主催することもあったが、なかなか質を高めていくのが難しかったのが実態であった。特にキャリアについて考えなければいけない歳で、本当にもどかしさを感じていた。ここについては別の記事で語ることにする。
前置きが長くても面白くないので、今日は昨日参加したばっかりの「社会問題について語る1000人会議」の感想、熟考タイムとしたい。これは、4/20に参加したものでゲストは特定非営利活動法人Teach for Japan代表理事 李 炯植にお越しいただいた。(Teach For Japanさんのサイトはこちら)
正直、都合上1時間しか参加できなかったもののすごく有意義なイベントであった。
・貧困で苦しんでいる人へのアプローチの仕方
・NPOとしてのお金を獲得する方法
この二点は非常に興味深かった。自分自身、ソーシャルビジネスに興味があり、将来的には途上国で起業をしたいと考えているものなのでばっちりだった。
1.貧困で苦しんでいる人へのアプローチの仕方
これはどの団体にも共通して言えることであるとは思うが、「本当にターゲットとしている人達に支援ができているのかという問題である。」
Teach For Japanとしての対策は、活動を学校、公民館で行う事っておっしゃっていた。「え、それだけ?」正直な感想としてはそうだった。
ただ、それは場所ではなく先生とつながることを意味していた。結局、そのような境遇に置かれている子供を一番知っているのは、生徒を常に見ている先生に違いない。親御さんとも連絡を密にとっていて、家庭環境も理解できているし、なにしろ子供に対してのフローが作りやすくなる。
先生を取り組むこと、これが一番大切と言っていた。う~ん。間違いない。
これも今度記事にする予定だが、セーブ・ザ・チルドレンのセミナーの時も言っていた。「社会的弱者とマッチするのは本当に難しい。現地のコミュニケーション能力の高い人を雇うのが一番早い」なんか違う気がするけどやっぱりそうなのか~という気がしなくもない。
2.お金の集め方
Teach For Japanさんに対して巨額の援助をしてくださっているゴールドマンサックスさんとの出会いはいったいどこからなのでしょうか?
経緯としてはいろいろあったらしいのですが、直接会ったわけではないようです。Teach For Japanの先輩方がたまたまゴールドマンサックスの方とお会いしたようで、そこから李さんにつないでもらったらしい。ちょうどゴールドマンサックスさんもCSR事業とりわけ、貧困に苦しむ方への援助先を探していたとのことなので本当に完全にマッチした瞬間だったそう。
この話だけ聞くと、たまたま偶然出会ったというように思えるが実はそんなことでもないと思う。人とのつながりに焦点を置いてきた団体だからこそこのような結果に至ったのだと考えている。人とのかかわり、特に信頼・信用を生み出すことがこのような出会いを必然的に生むのだと感じた。
自分が今まで取っている行動は果たして、他人の人から信頼されるものであるのかはすごく考えるようになった。
以上が感想です。薄っぺらいですが、許してください。
リディラバさんこの度はありがとうございました。