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普段やっていること

大阪市西成区の「釜ヶ崎」というエリアで365日のほとんどを過ごしています。
元々18歳の時にボランティアでこの地に来たのがきっかけで、今に至っています。

具体的にどんなことをしているかというと、「いろんなこと」になるのですが、分けられるものを大きく分けると、

①いわゆる「支援」的活動
②まちづくりに関連したこと
③地域の住民としての生活

の3つ。

分けられないものであったり、それぞれ混じり合っているものもあります。

①いわゆる「支援」的活動
いろんな組織やいろんな事業に関わっています。
それぞれの詳細は、またこれから紹介できればと思っています。
ざっくりと、

(1)住まいとくらしSOSおおさか(旧:新型コロナ住まいとくらし緊急サポートプロジェクトOSAKA)
2020年4月にコロナ禍の中で失業等で住まいを失った人を主に対象とした、ALL大阪の支援団体等22団体が連携したプロジェクトです。この事業の「呼びかけ人」として、プロジェクトの責任者的なことをしつつ、相談会の開催や住まいを失った人の相談業務やその他諸々を行っています。
また、最近は地域内で対応が難しい(オーバーステイの外国人野宿者など)方が繋がれて対応していたりします。

▼動画 ABCテレビさんに取材いただきました▼

(2)居住支援事業/認定NPO法人釜ヶ崎支援機構
所属する認定NPO法人釜ヶ崎支援機構で2020年に生まれた事業です。
主に若年層の住まいを失った方を対象に、法人で借り上げた賃貸住宅を提供しながら総合的な支援を実施する事業です。この事業の資金集めから始まり、現在は相談員や諸々の管理業務に携わっています。

2022年には、建物を1棟買い上げて、住まいを失った若者を対象としたシェアハウス「ヨリドコハウス」の運営も開始しました。

(3)ヨリドコオンライン/認定NPO法人釜ヶ崎支援機構
こちらも所属する認定NPO法人釜ヶ崎支援機構で2020年新たに生まれた事業です。
・生活困窮状態やホームレス状態の方が役立つ情報の発信
・釜ヶ崎の社会的資源の紹介
を行う事業で、
ウェブサイトの運営、Youtubu動画の配信、LINE相談の受付などをしています。

▼ヨリドコオンラインWebサイト▼

▼Youtube ヨリドコチャンネル▼
(チャンネル登録お願いします^ ^)

(4)西成版サービスハブ構築・運営事業/NPO法人釜ヶ崎支援機構
大阪市西成区からの委託事業です。西成区の若年層世代の就労支援や生活支援をする事業です。2019年8月に西成特区構想の流れで生まれた事業。
(現在は異動となり、関わる量は以前と比べて少なくなりました)
▼ホームページ▼

▼動画① Yahooクリエイターズ 重江良樹さんに取材いただきました▼

▼動画② フクシのみらいデザイン研究所さんに取材いただきました▼


②まちづくりに関連したこと
(1)まちづくり会議の地域委員
大阪市西成区「あいりん地域」では、西成特区構想の流れでまちづくりの会議がたくさん開催されています。
その中のいくつかの会議に地域委員として関わっています。

a.あいりん地域まちづくり会議
b.西成特区構想エリアマネジメント協議会こども子育て専門部会
c.西成特区構想エリアマネジメント協議会就労・福祉・健康専門部会
d.萩小の森ワーキンググループ

(2)西成若手会の運営
釜ヶ崎の支援団体に関わる(働いていたり、ボランティアで深く関わっている)若手スタッフの交流と学びを目的とした集まりです。2018年に結成し、共同代表をつとめています。釜ヶ崎にはさまざまな団体が活動をしています。横の繋がりは他地域に比べると活発ではあるのですが、若手世代はどうしても自団体の現場での活動が中心となり地域内の他団体との繋がりが希薄になってしまっていました。せっかくいろんな思いを持ってこの街で働いているんだから、組織や派閥の垣根を超えて横の繋がりを作り、街の中での楽しい時間を増やしたり、学びの時間を増やせる機会があればと思い、ドキュメンタリー映画「さとにきたらええやん」監督の重江と2人で設立しました。

当初はあまりまちづくりを意識していなかったのですが、まちづくり会議のメンバーの中に若手世代が入っていないことなどもあり、現場で働く声を集める場としても機能しています。
コロナの影響で集まることが難しくなり、この1年は地域内で代々行われているイベントや企画の運営などを主として行っています。


運営したイベントや企画はいくつもありますが、大きなものでいくと、
・夜まわりガイドブック編集委員
第36回、37回全国地域・寄せ場交流会実行委員
などがあります。

③地域の住民としての生活

(1)さまざまな団体でのボランティア活動
ホームレス状態の人への「夜まわり」や、こども関連の団体でのボランティアや運営委員に属したり、地域内のイベントを個人でお手伝いさせてもらったりしています。
あとは、全然専門でもなんでもないけど地域内のIT関連でのお手伝いが地味に多いです(笑)
パソコン関連で困ったことがあったら、僕に連絡くれる人がたくさんいてZOOMの普及に貢献したと思う・・・

(2)釜ヶ崎キリスト教協友会のメンバー

前職である山王こどもセンターが所属しており、僕個人はキリスト教の信仰はしていませんが、退職後もそのまま関わらせてもらっています。
ここでは定例会議に参加しながら、イベントの運営や機関紙の編集・発行作業などを担当しています。

(3)地域内での飲み歩き
コロナですっかりいけてないですが、それまではしょっちゅう地域内の知った顔が集まるお店で晩御飯を食べています。
仕事とかそんなん関係なく、完全プライベートな場所でのコミュニケーションはやっぱり楽しいですよね。

ざっくりと言うと、こんな感じになります。

地域で生活しながら、いろんなことをいろんな人としている日々です。

▼動画 ABCテレビさんにドキュメンタリー取材いただきました▼

④法人運営(※2023年4月〜)

2019年に認定NPO法人釜ヶ崎支援機構に入社し、そこからは主に現場での仕事が中心でしたが、2023年4月より事務局へと異動になりました。

釜ヶ崎支援機構は約100人のスタッフが在籍しており、小さなエリア(釜ヶ崎)の中で8事業を展開している法人で、NPO法人としては比較的大きな団体です。
事務局では法人全体に関わる業務や運営に関わる業務をこれから実施していく予定です。(まだ異動したてで、説明できるほど業務内容を把握できていません・・・)

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小林大悟@釜ヶ崎
釜ヶ崎で稼ぎ、釜ヶ崎でほぼお金を使い切るライフスタイル。余ったお金は基本的に釜ヶ崎の支援団体に寄付してます。なので、応援していただくと、結果的に地域内の飲食店か支援団体にだいたい届くことになります( ^ω^ )