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わからなくていいこと。

東京在住の友人から、
「維新の行動原理ってなんだろうね?金かな?自己顕示欲?いわゆる左右に分けられないものがある。時にネトウヨっぽいかと思えば、時にいわゆる反日っぽい面もあったり、イデオロギーが見えない」。
とのLINEが届いた。

「行動原理なんてわからなくていいんやと思うよ。それが理解や共感が出来るなら、同レベル・波長ってことになる訳で。例えば、ある男性が亡くなって、その同僚がお葬式に参列した後、その人の息子を殺害したそうで、その理由が…未亡人にまた会うため、だったって話を耳にしたことがあるけど、そんな発想、出てこないでしょ。それと同じなんじゃない?」
と返した。

以下の書籍にある、脳を4分割して、それぞれの特徴について述べてる部分から考えてみると、多分、維新の議員の多くは、左脳の上部と下部が強くて、右脳の上部はほぼ使っていないんじゃないかという気がしている。

・左脳上…几帳面、言語による・言語で考える、過去/未来に基く、分析的、違いを探す、「私」を重視

・左脳下…ネガティブ、抑圧された、融通が利かない、恐怖心に基く、条件付きで愛す、利己的、優劣、正否、善悪

・右脳下…「いまここ」に完全集中、おおらか、怖いもの知らず、無条件で愛す、感謝する、流れに任せる、分かち合う

・右脳上…その人の本質、言葉によらない・絵で考える、経験に基づいて考える、類似点を探す、「私たち」を重視

もちろん、人間である限り、ほぼ同じような脳を持ち合わせているはずで、その4部位を、場面によって上手く使いこなすことが必要なんだろうけれど、そして、人間の成熟さとは、右脳上部的生き方なんじゃないかと思う中、維新の議員の多くは、そこが欠落しているのかと思うぐらいに、未熟に思う。
もちろん、自分だって左脳を使って生きてはいるが、それを全面的に自分だとは思ってはいない。如何にして、右脳を使うのか、エネルギーを注ぐか、を意識する。
それに気付いていないのか、左脳下部の、恐怖心に基づいて、利己的であり、また、左脳上部の、違いを探し(=排他的)、「私」を重視することを、臆面なく晒して生きていられることに、理解も共感も出来やしない。

他方、以下の矛盾した思いには、共感しかない。

よかったですね。
きれいだったですね。
と、全員から評価を受けたとしますね。
それはもう不安です。
そんなにわかりやすいものを作ったのかと自己嫌悪に陥ってしまう。

川久保玲

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