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プログラム入門(⑧顧客リストの作成その2)

繰り返し文を使って顧客リストを作成する方法です。

まずはプログラムでリストを作成してみましょう。

ファイル ➔ 新しいテキストファイル ➔ test8.js

a = [1, 2, 3, 4, 5]
console.log(a)

以下のように表示されます。

(5) [1, 2, 3, 4, 5]

解説

プログラムでリストを作成するには
括弧=[]=ブラケットで囲み
カンマ=, 区切りで記述します。

ひとつずつ表示

リストを繰り返しを使って、ひとつずつ表示します

a = [1, 2, 3, 4, 5]
for(b of a){
    console.log(b)
}

リストの中をひとつずつ取り出すには for を使用します。

左に入る変数=b of 右にリスト=a

1
2
3
4
5

👆ひとつずつ表示されましたか?

リストに文字を入れてみる

ダブルコーテーション(")を使って文字をリストに入れましょう

a = ["りんご", "みかん", "もも", "いちご", "すいか"]
for(b of a){
    console.log(b)
}

りんご
みかん
もも
いちご
すいか

リストに顧客名を入れてみましょう

a = ["山田太郎", "鈴木イチロー", "空条承太郎"]
for(b of a){
    console.log(b)
}

山田太郎
鈴木イチロー
空条承太郎

顧客リストからエクセルデータを作成

まずはリストを繰り返して text に1行ずつ追加します

a = ["山田太郎", "鈴木イチロー", "空条承太郎"]
text = "名前"
text += "\n"
for(b of a){
    text += b
    text += "\n"
}
console.log(text)

名前
山田太郎
鈴木イチロー
空条承太郎

つぎに fs.writeFileSync を追加して
textをエクセルデータで保存するプログラムに変更します

fs = require("fs")

a = ["山田太郎", "鈴木イチロー", "空条承太郎"]
text = "名前"
text += "\n"
for(b of a){
    text += b
    text += "\n"
}
console.log(text)

fs.writeFileSync("test8_output.csv", text)

リストからエクセルデータを作成できました。

応用

顧客リストに番号を付けてみましょう

まずは番号の作り方。プログラムをシンプルなリスト表示の状態まで戻します

a = ["山田太郎", "鈴木イチロー", "空条承太郎"]

for(b of a){
    console.log(text)
}

山田太郎
鈴木イチロー
空条承太郎

つぎに番号をプログラムで作成します

a = ["山田太郎", "鈴木イチロー", "空条承太郎"]
n = 1
for(b of a){
    console.log(n)
    console.log(b)
    n = n + 1
}

1
山田太郎
2
鈴木イチロー
3
空条承太郎

番号を n という変数を使い
n = 1 としたので最初は 1 になります。
for の中で繰り返す中で1回目は
n = n + 1
n = 1 + 1 となり
n = 2 になります
2回目は
n = n + 1
n = 2 + 1 となり
n = 3 になります

nを繰り返しの中で表示したの順に表示されました。

番号付きエクセルデータ

さきほどのエクセルデータ保存したプログラムとあわせます

fs = require("fs")

a = ["山田太郎", "鈴木イチロー", "空条承太郎"]
n = 1
text = "番号,名前"
text += "\n"
for(b of a){
    text += n
    text += ","
    text += b
    text += "\n"
    
    n = n + 1
}
console.log(text)

fs.writeFileSync("test8_output.csv", text)


自動で番号が付いたエクセルデータを作成されました

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