どこまでも飛ぶ優しい鳥

ふと空を見上げる
鳥はどこまでもどこまでも
飛んでいく
息苦しいこの世界でも
幸せな世界でも飛び続ける
大きく広げた翼を
どこまでもどこまでも広げ飛び続ける
その姿は綺麗で美しい。

例え辛い日も
幸せの日も
疲れた日も

希望を捨てる事なくどこまでも飛び続ける
後ろは振り返る事なく
綺麗に羽を広げてどこまでも飛び続ける

強くなる
強くなる
優しくなる
優しくなる
なんて願いながら
どこまでも飛び続けるのかなぁ？

この綺麗な鳥の姿を見て
人は何を思うのかなぁ？

このどこまでも飛び続ける鳥を見て
何を思うのかなぁ？

もしかしたら
鳥なんて見ないのかも知れない。

私はこの鳥を見て
小さな弱さを抱えてでも
どんな辛さを抱えても
美しく鳥を見て

涙がでる
いつも
そんなに頑張らなくていいんだよ
そんなにずっと飛び続けなくても
たまには止まっていいんだよ

なんて思うんだぁ。
いつの間にか自分が優しさに
溢れてる事に時に切なくなり
寂しくなる

だって
この優しさは今まで
ずっと辛い道を歩いてきたから

どこまでこの優しさはふえてゆくのかなぁ？