物思いNo.42:カメラに挑戦したくて考えたこと
さて、今回はこんなお話。
2024年5月、人生初のミラーレス一眼カメラを購入しました。
なぜ購入するに至ったのか、を記録しておこうと思います。
◾️メーカー、スペックなど
こちらのミラーレス一眼を買いました。
より詳細な情報については上記リンクからご確認ください。
また、周辺備品として必要なストラップについてはPeak Design(ピークデザイン) のものを選びました。以下の2つです。
◾️自分にとっての「写真を撮る」とは
元々、写真が好き、とか、カメラが好き、というわけではありませんでした。
自分で携帯を持つようになり、カメラ付き携帯電話が主流となった頃、自分の行動の中に「写真を撮る」というのがなんとなく混ざってきた感じでした。写真を見る・撮ることは嫌いじゃないけど、やはりあくまでも記録の方法、記憶の補助としての写真、という意識の範囲だったと思います。
それにあたって、“まぁ画質は汚いよりは綺麗な方がいいでしょう”、“わざわざあれこれやらなくても、手軽に撮れることに越したことはないでしょう”というような、これまた打算的な、単純な考えをしていました。いま現在もももちろんその感覚は持っていますが。
コンパクトデジカメを持っていた時期がありました。
それはニコニコ動画が流行っていた頃、自分でも動画撮ってみようか、と思って手に入れたものでした。
確か機種はSONYのサイバーショットだったと思います。いまはもうコンパクトサイズのものはなさそうですが・・・。
コンデジを使う中で旅行で使ってみたり、撮った写真をパソコンに取り込んで保存しておいたり、色味を変えたり簡単な編集したり、という作業は経験していました。
時代が進んで携帯がスマホになり、カメラの性能も向上して「スマホで十分綺麗」というのが肌感覚でもわかるようになった頃、「カメラ+音楽+携帯」を一つにまとめられるようになったこともあり、自然とコンデジは使わなくなっていました。
ただ、すでにその時点では、自分の中では「写真」という表現に対してなんだか心惹かれるものがあり、ずっと心に秘められていたのだと思います。今振り返ってみれば、ですが。
さらに時が立ち、お酒や自転車など、新たな趣味が生まれました。
例えば、お酒でいえば、酒蔵に行った時の光景、お酒の席についている時の人の表情。食べた料理。
例えば、自転車でいえば、自転車を漕いだ先で見た・気づいた風景、その旅路を共にした相棒の自転車そのもの。
それらの様子を、ちゃんと伝えられたらもっと面白いのかも、とふと思ったのです。
また、ロードバイクに挑戦するときに書いた記事を引用しますと、
この一節は、カメラもまさに同じで、カメラを通じて自分の見た目線や感性を切り取る感じは、自転車で感じる日常が非日常になる感覚と共通していると言えます。
元々ある趣味と共存できることもあって、これはいい機会とカメラ購入に思い切った次第です。
◾️なぜLUMIXにしたのか
カメラ購入にあたって、いろいろ調べたり、考えました。
自身の中での条件をまずは整理。
・撮るのは動画よりは写真
・手軽にカメラを持ち運んで撮りたい、使うのが億劫にならないのがいい。
→なるべく小さい、軽い方がいい。
・“カメラやっている感”は大事
→やっぱりレンズ交換式がいい。
・画質は良いことに越したことはない。
→とはいえ、スマホよりは確実にレベルアップはするだろう。センサーサイズが大きい方がいいけども。
・値段は安いことに越したことはない
→写真の趣味が続かなくなったらどうしよう、自分の生活に定着しなかった時の精神的、金銭的ダメージが…。
また、周囲でカメラを持っている人、趣味だったり仕事としても使っている人にもインタビューしました。それらの情報をまとめると、
・持っている人、使っている人が多いのがSONY。中身のコンピュータがかなりハイスペック&最新のものが多い。しかし値段が高い。
・FUJIFILMを使っている人が皆言うのが「フィルム写真の色味」。
・屋外でもがしがし使うならPENTAXがいい。
というものでした。
NikonやCanonがあまりいなかったのは、たまたまだと思いますが。
そして、狙っていたLUMIXは、周囲で使っている人が誰もいませんでした。笑
で、比較検討して決めたのが、LUMIXのG100Dでした。
・小さく、軽い
・実機を触った感触、質感
・通常のレンズと、もう一つ中望遠のレンズが付属するセットがある
・予算との折り合い
・他の人と被らない
というあたりが決め手でした。
ホームページやYouTubeのレビュー動画などでは、動画撮影・Vlogがおすすめのような紹介がされていましたが、写真もなかなかいける、という感じでした。
ほかに候補として考えていたのが、以下の2つ。
OLYMPUS PEN E-P7
小さく、ファインダーもないコンパクトなデザインも好きだが、実は販売されたのが2021年。
新しいものであることにこしたことはないのですが、いかんせん今後新しいのがでるのかが不明です。
あと、いろいろ触れた中で、液晶がチルト式なのが個人的には扱いにくかった…。
SONY α7cⅡ
→性能は申し分ない。周囲に持っている人も多く、操作がわからなくなったり、撮影のアドバイスを聞けるのはアドバンテージ。
ただ、値段はかなりお高め。
そして、手に持った時に結構イカつい感じであること、レンズをつけると重いことがネックでした。
◾️初めて使ってみた感想
おでかけして使ってみました。
オート撮影の機能は、手軽に、それっぽく、良い感じに撮れる。
まさに「これでいいんだよこれで」という納得感は、自己満足の何ものでもないのですが、趣味ってそういうものですよね?
・・・趣味ってそういうものですよね?(大事なことなので2回言いました。)
あらかじめ備わっている、撮影時のシチュエーションに合わせたモードや写真の雰囲気を変える機能もいろいろ試してみました。スマホのカメラでいうフィルター的なものですね。これは便利。
レトロとかモノクロが好みなのでよく使っちゃいます。
マニュアル操作もいろいろいじってみましたが、これはまだまだ勉強が必要です。
F値とか、シャッタースピードとか、ISOとか、よくある単語の意味、撮影する時に何をどうすれば、どういう写真になるのか、などはやりながら覚えていければいいかな、と。あとそれを設定する時の画面操作に慣れることも。
カメラ本体の小ささ・軽さの恩恵に預かり、初めて使ってすぐに取り回しのしやすさを感じました。
スマホにモバイルバッテリーつけながら出先で使っている人がいると思いますが、それくらいのサイズ感です。
首にそのままかけるよりは、襷掛けの方が使いやすいかなと思い、ストラップの長さも調整。
カメラを入れるカバンには、元々日常使いしていたひらくPCバッグnanoを選択。
カメラ本体や替えのレンズ、そして身の回りの貴重品などを入れて、「これ1つでOK」という環境が作りたいと考えた時にちょうど良かったサイズ感でした。また直立して中の荷物の水平が保てて、かつ、仕切りを作れます。それなりに容量もありますし。
◾️カメラでの目標
カメラを趣味にしています、という以上は、それぞれのシチュエーションでそれなりのものを撮れるようにはなりたいですね。
日中、夜間。
晴れ、曇り、雨。
屋内、屋外。
人、モノ、風景。
いろいろな組み合わせがありますから。
きっちりとベタな構図も撮りたいし、人の写真も挑戦はしたいですね。
それでは、今回はここいらで。
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