日本酒イベントレポート:KAN KAN FES
東京は下北沢にて開催されたKAN KAN FESにいってきました。
今回はその様子をレポートします。
■イベント概要
これまでいろいろな日本酒のイベントに参加していますが、お燗酒にここまでフォーカスをあてた日本酒のイベントは初だと思います。
■現地の様子、雰囲気
少し前には東京の桜の開花宣言がでていました。
ここ最近暖かかった気温と穏やかな天気は一転し、本日はまさかの大雨。
この影響で、前売り券を買った方は、なんと急遽飲み放題に。
イベント実施にあたり、いろいろと事情があるのはお察しします。
自分が主催者だったら、ここまで振り切れるだろうか・・・。
この漢気、思いの強さ、すごいですね。
気温もぐっと下がり、冷え込んでます。
寒い分にはお燗にとってプラスですが、悩ましいのはこの雨。
参加者としては、雨具を処理しながらお酒のイベントを立ち回るのはシンプルにやりにくい。致し方ありませんが。
テーブルのあるテント下に集まるため、ぎゅうぎゅう詰めになってしまいます。
入ってからも、テントの縁からの雨水でどうしても濡れます。
一杯単位で飲むと、何度も移動しないといけないため、その分濡れてしまいます。かといって徳利で頼むと、一回で飲む量がどうしても多くなります。
いろいろな種類を飲みたい方にはつらいところです。
運営の方々もなかなか大変そうでした。
なかには、お燗をするためのお湯の温度が上がらない、と燗付師の方が嘆いておりました。
雨による電気系統のトラブルでしょうか、それとも単純に電力不足か・・・。
そのほかにも予想だにしないどたばたもあったでしょう。
本当はいろいろ燗付の方法、意識していることなども聞きたかったですが、あまりゆっくりとそんなこともできず。。。
お燗を使ったカクテルなどもあったのでいくつか試してみました。なるほど面白い。
たまたま現地で出会した友人と話していたのは、「ある一つの銘柄を、全部のブースで扱ってくれれば、燗付師によるアレンジの違いが見えやすいのではないか」ということ。
これは確かに盛り上がりそう。スタンダードなお酒であればあるほど面白そうです。
■飲んだお酒リスト
すべてお燗酒です。
秀月、初めていただいたのですが、とてもよかった。
お燗で味が綺麗に膨らみ、甘さと酸とのバランスが最高でした。
これ、常備したい一本ですな。
■終わりに
お燗酒、燗付師にフォーカス、主役のイベントができるのであれば、もっとピンポイントでのイベントもできたりするのでしょうか。
いろいろな可能性を感じたイベントでした。
では。