ロードバイクに挑戦したくて考えたこと
2023年5月、人生初のロードバイクを購入しました。
なぜ購入するに至ったのか、を記録しておこうと思います。
◾️メーカー、スペックなど
ドイツ
corratec DOROMITI (コラテック ドロミテ)
フレーム:アルミ
フォーク:カーボン
コンポーネント:105
ブレーキ:ディスク
◾️ブロンプトンに乗る中で見たロードバイクの姿
折り畳み自転車のブロンプトンを購入したのが2021年の8月。
乗ってもうすぐ2年経ちます。
走行距離は2年間で2400kmほど。
ブロンプトンは乗れば乗るほど、楽しさや愛着は増していきます。
また重たいながらも折り畳めばコンパクトにまとまり、輪行のしやすさなどは本当に素晴らしいです。
走行性能も必要十分だと思っています。
2023年のGWには、霞ヶ浦のショートコース一周を含めた1日100km走破にもチャレンジし、成功しました。
いろいろなところに行く中で、自然とロードバイクの方の姿を見ることが多くなりました。
ブロンプトンでもそれなりにスピードが出ることもありますが、あっという間に追い抜かれることがほとんど。
また、マシンのデザインや色味なども様々で、時に目を奪われることもありました。
そして、次第に
「ロードバイクとはどんなスピード感、世界観なのだろう。ブロンプトンとどう違うのだろう。」
「ドロップハンドルで行うギア変速が面白そう。」
という好奇心がふつふつと湧いてきました。
また、ある程度は致し方ないとは思っているのですがブロンプトンで走っている中でミニベロ(小径車)ならではの
・上り坂でのスピードの低下率
・道の凹凸への弱さ
は痛感しており、それが気にならない、といえば嘘になります。
◾️なぜコラテックにしたのか
ロードバイクについてネットで調べたり、知人に相談してみたり、店舗にて実物を見たりしながら、最終的に選んだのはドイツのコラテックでした。
ロードバイクを題材にした人気漫画・弱虫ペダルでは、主人公チームの高校の青八木先輩が使っているメーカーですね。(作品中はフェイク名になっていますが)
なお、弱虫ペダルはロード熱が高まった時にアニメを全部見ました。
あれこれ考えましたが、最終的な決定打は、やはり見た目です。
白メインで差し色に青が入るカラーリングが気に入ったからです。
やはり見た目って大事だと思います。自分の直接的なモチベーションになるので。
その上で、機器のスペックなども必要十分であるということがわかったので、こちらにしました。
いわゆるロードバイク界だと有名な、よく見かけるメーカーも候補には考えていましたが、「周りとしょっちゅう被るのはなんかなぁ」、と漠然と思っていたので、絶妙にあまりいないのもちょうどよかったです。笑
◾️初めて乗った感想
納車し、乗る練習をするために自転車屋さんから公園まで移動。
正直なところ、そのたった数百メートルの移動にもかなりおっかなびっくりでした。特に乗り方とか、何か言われたわけではなかったですし。
まず違いは目線の高さ。ブロンプトンと目線が違いすぎて衝撃でした。ロードバイクってこんなに低いんですね。
あとはハンドル操作。どこをどう持っていいかもよくわからず、左右に曲がるにあたって、どこまでハンドルを切ればいいのかも探り探り。
公園に到着後、さっそく練習。
それこそ、乗る、降りる、曲がる、止まる、という基本的なところから、左右の手でギアの変え方、ハンドルの持ち方など。
かねがね、ディスクブレーキは効きがいい、という話を聞いていたが、どれくらいブレーキを握ればどれくらい効くのか、もテストしました。
ちゃんと把握しておかなければ、いざという時に使えませんしね。
ギアも、どれくらいの力加減でやればいいのか、重たいギアと軽いギアがどれくらい違うのか、をトライ。速度帯によって変更する有効性は十二分に感じ取ることができました。
ただ、感覚的にいまどれくらいのギアに入っているかを把握するには、もうちょっと乗らないと掴めません。
なお、同じ納車日に、近所から市街地まで往復して15kmくらいを走りました。
それくらいの距離でも、ブロンプトンとは圧倒的に世界観が違う、というのは体感しました。
いや、スピード感、時速でいえば同じくらいのスピードを出していたことはあるのかもしれません。加速と減速の感覚の違いなのでしょうか。
ただ、なんでしょうね。
初めてブロンプトンに乗った時もそうでしたが、自転車の楽しさ、風を切る爽快感、日常が非日常に変わる高揚感、を改めて感じたのです。
これがもっと、信号のない、ただただ走り続けられる場所ならどうなるのだろう。
そんな期待を膨らませる、初乗りでした。
◾️ロードバイクでの目標
・ブロンプトンで行ったコースを改めて行ってみる
・輪行する
・100kmを安定して走る
・なるべく落車をしない
・壊さない
・パンクの応急処置などの最低限のトラブルシューティングを自分でできるようになる
このあたりでしょうか。
落車、というか転ぶのは時間の問題かと思っています。遅かれ早かれ通る道。大怪我にならないように願いたい。
ブロンプトンでは幸いにもそこまで大きな落車、転倒はまだしていないのですよね。
転ばずに済むのであればそれがいいのですが。
トラブルシューティングについては、そもそもまず必要備品がたくさんあるので、それを揃えるのも一苦労。
使わなくて済むことが一番いいのですが、いずれどこかで対処しないといけない時が来ると思いますので、備えだけはしています。どう使うのかはあまりわかっていないものも多いですが。
ブロンプトンとコラテックの二足の草鞋、もとい、二台の翼を、ぜひとも両立させていきたいと思います。
ではでは。