”ノビ”・”ワイド”サイズの罠
皆さんこんにちは。紙通販ダイゲンです。
お見積り依頼をいただく際に、用紙のサイズで
・A4ワイド
・A4ノビ
・A4粗寸法
など、パッとは想像出来そうで出来ないサイズを希望される方もいらっしゃいます。
A4サイズと言えば210mm×297mmの規格です。ですが、何やら違う雰囲気が・・・・
このA4〇〇と付くものは、どれも規格サイズよりも少し大きいサイズのことを示しています。今回の場合はA4サイズよりも少し大きいサイズのことです。流石にA3ほど大きくなったりはしません。
少し大きめのサイズで使用する理由は、周りに少し余白して印刷すると綺麗に印刷が出来ますので、余白分小さくなってしまうのですね。なので、逆に一回り大きくすることで印刷物が小さくなることを防ぎつつ、綺麗に印刷をすることが出来ます。縁も無いの見栄えも良好。
とても便利な大きさなのですが、注文時に気を付けていただきたいこともありったりなかったり・・・・
この”ノビ”や”ワイド”は人や企業の感覚によってそのサイズがまちまちです。何か買ってきてと頼まれたときに何買えばいいか分からなくなるあの感覚。とりあえず聞き返しますよね。
一回り大きなサイズが欲しいということは分かっても正確な大きさまではわかりません・・・・ 特に弊社はmm単位で指定出来ますので、どの大きさのパターンでも作れてしまいますので、困ってしまいます。
A4ノビなどは少数制作の個人さんなどが重宝するサイズでしょうか。
個人の方で規格外サイズを印刷できる方はそういないと思います。
いらっしゃったらもう個人ではなく事業者なのでは・・・・・・?
粗寸法に関しましては、まったく聞いた覚えがありませんでした。ニュアンスは察しがつきましたが、一応確認のために営業の方にもお聞きしても、誰も聞いたことのないとのこと。悩んだ末お客様にお聞きしたところ、どうやらノビと同じような一回り大きいサイズのことだったみたいでした。世界は広かった。
地域特有の方言だったりするのでしょうか?
方言だとは気が付かず使っちゃうことも結構ありますよね。少し前までは上履きのことをズックと呼ぶのは福井県ぐらいだということに気が付かされました。話している時に相手が?を浮かべてそうな顔をしていた理由が分かった気がします。
ノビのサイズを指定して対応していれば解決出来る問題ではありますが、可能な限りお客様の一番都合のいいサイズに合わせられるのが一番だと思っておりますので、ご容赦ください。プリンターによっても印刷可能な大きさの範囲も変わりますからね。
皆さんもどこかで紙を購入する際にはトラブルを防ぐためにも正確な数値でサイズを記入してあげますと、喜ばれると思いますよ。