4月29日　川崎フロンターレVS名古屋グランパス　感じたこと

こんにちは、こんばんは、ふつーの大学生です。今回は本日行われたJリーグ第22節、川崎フロンターレVS名古屋グランパスの試合で僕が感じたことを書いていこうと思います。

１つ目　セカンドボール・2次攻撃

僕が一番感じたことはセカンドボールの回収から２次攻撃です。川崎の２点目のシーンです。GKのチョン・ソンリョンから田中碧の長いボールが入りそのままクロスボールを上げるも名古屋に弾かれます。しかしそのセカンドボールを登里が拾い家長にパス、素晴らしいクロスからダミアンがヘディングを決めました。ここでは家長の素晴らしいクロスからの打点の高いダミアンのヘディングが注目されがちですが、セカンドボールからの２次攻撃をスムーズに行えたことが良かった点だと感じました。このクロスを弾いた時点で名古屋は自陣にキーパーを含めて９人、一方川崎はセカンドボールを拾った登里を含めて６人しかいません。もちろん川崎がスムーズにクロスまで持っていったうまさもありますが少し名古屋のお仕上げが遅いと感じました。一度クリアをした時点でセンターバックを中心にラインを押し上げ、いい準備ができてれば対応できたかもしれません。また2点目が入る前の8分のシーンでもごちゃごちゃになったボールをダミアンがおさめ、旗手の惜しいシュートまで行きました。32分のシーンも川崎が押し込まれている場面からのクリアボールをダミアンが競り勝ったボールを三苫が拾ってファールをもらったシーンがありました。何気ないシーンに見えますがすごくいいシーンだと感じました。ここで名古屋が拾えば2次攻撃という場面でダミアンの頑張り、三苫の反応の速さは素晴らしかったです。こういったプレーから川崎はボールを持つ時間が長くなっていると思います。やはり強いチームには細かい所のハードワーク、切り替えが浸透されていると感じました。

２つ目個の力

２つ目は個の力についてです。今回気になったのは川崎のジェジエウ、名古屋のマテウスです。まずは川崎のジェジエウです。Jリーグのセンターバックの中で個の能力は一番高いと思います。１対１の対人にとても強く１対１を個人で解決する力があります。ヘディングも強く競り負けているのをあまり見たことがありません。そのなかでも一番は守備範囲の広さだと思います。今日の試合でも横のサイドバックの山根が相馬に抜かれそうになってもピンチを防いでいるシーンがありました。また前からプレスを掛けるときは後ろに広大なスペースができますが、スピードがあるので対応することができます。このように個人で解決できるセンターバックはとてもいい選手だと感じました。谷口とのコンビはリーグ屈指だと思います。次はマテウスです。今日の試合でも前半はカウンターから一人で打開できそうなシーンがありました。特に１５分のシーンでは柿谷の厳しいようなパスをハーフラインの後ろからスプリントして川崎のディフェンダーをおいていきかけました。このシーンではタッチが大きくなりゴールキックのなりましたがこの推進力はすごいと思いました。またシュートで終わる意識も高いため今日も４本と両チームで２番目に多い数字でした。推進力だけでなくブラジル人らしい狭いとこでのアイデア、テクニックもあるので相手からしたらすごく嫌な選手だと思います。この２選手のように個の力で解決できる選手はどこに行っても重宝されると思います。

今回の試合から学ぶことは多くありましたが今回はこのくらいにしておきます！またすぐ川崎対名古屋があるのでどのように名古屋が修正してくるのかすごく楽しみです。今回僕はこの２つをテーマに試合を見ましたがまた違った視点からも見ていきたいと思います。

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