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有機溶剤作業主任者 学科試験対策【関係法令】


● この記事について

 

こんにちは。なるむです。

この記事は、
  有機溶剤作業主任者の技能講習で行われる学科試験対策(法令関係)
に関する記事です。

私が技能講習の受講中に作成した演習問題をもとに記事にしています。
前提として、技能講習を受講しておりテキストをお持ちの方向けです。
過去問ではありませんが、この記事に載っている演習問題を抑えていれば学科試験は合格できると思います。

そして、あくまで自作であることをあらかじめご了承ください。

有機溶剤作業主任者について知りたい方は、
下記のサイトを一読してみてください◎


● 有機溶剤作業主任者

学科試験は、以下の4科目について1時間で行われます。
 ❶健康障害及びその予防措置に関する知識
 ❷作業環境の改善方法に関する知識
 ❸保護具に関する知識
 ❹関係法令

今回は、関係法令について演習問題を載せますのでチャレンジしてみてください!

●演習問題【関係法令】


(1)
有機溶剤作業主任者を選任しなければいけないのは、(  ①  )又はタンク・船倉若しくは坑の内部、その他( ② )が定める場所で、有機溶剤(混合物なら( ③ )含有するもの)を製造又は取り扱う業務で( ④ )が定める業務に係る作業についてである。

  (1.答) ①屋内作業場 ②厚生労働省 ③5%を超えて ④厚生労働省

(2)
有機溶剤等は、( ① )に区分され、アセトンや二硫化炭素のような( ② )と ガソリン・石油・エーテルのような( ③ )がある。②のうち、有害性が<高>で蒸気圧も<高>なものが( ④ )に該当する。④以外の②を( ⑤ )としている。また、石油系・植物系有機溶剤かつ沸点が約200℃以下のものは( ⑥ )に区分される。
①のうち、危険性は( ⑦ )が最も高い。

     (2.答) ①第1種から第3種 ②単一物質 ③混合物 
    ④第1種有機溶剤等 ⑤第2種有機溶剤等 ⑥第3種有機溶剤等
    ⑦第1種

(3)
有機溶剤業務は、措置(=  ①    ) を講じなければ従事労働者が有機溶剤により( ② )になる恐れのある一般的な12の業務(➤テキスト参照)であると定められている。

     (3.答) ①喚起・保護具着用等 ②中毒  
  

(4)
屋内作業場等とは、屋内作業場の他、10の場所(➤テキスト参照)と( ① )と定められている。①とは作業場の総面積に対する直接外気に向かって解放されている窓、その他開口部の面積の比率が( ② )である状態を指す。

   (4.答) ①風通しが不十分な場所 ②3%以下

(5)
作業主任者の業務4つは何?
屋内作業場等に掲示する項目4つは何?

  (5.答) ①②➤テキスト参照
      ※丸暗記しなくていいが、選択肢から選べる程度に覚えておく

(6)
作業環境測定は、( ① )及び( ② )を用いて屋内作業場にて有機溶剤業務を行う場合に実施する。実施頻度は( ③ )で、記録の保管期間は( ④ )である。

  (6.答) ①第1種有機溶剤 ②第2種有機溶剤
      ③6か月以内ごとに1回 ④3年間

(7)
作業環境測定により平均濃度が管理濃度を超える等の場合、( ① )は 
( ② )に該当する。②の場合、( ③ )等の措置を直ちに講じなければならない。危険区分表示の色は、1~3種でそれぞれ( ④ )である。

  (7.答) ①作業環境区分 ②第3管理区分
      ③➤詳しくはテキスト参照(これも選択できる程度に覚える)
      ・点検 ・改善/低減措置 
                      ・測定/評価(改善効果確認のため)
      ・健康保持のための処置(保護具の使用/健康診断の実施)
      ④1種:赤  /  2種:黄  /  3種:青  

(8)
健康診断
について、実施頻度は( ① )で記録の保管期間は( ② )である。記録項目は( ③ )の4つである。
異常所見者があった場合は、該当者の健康保持のための意見を医師に聞き、( ④ )に記載する。

  (8.答) ①配置替え時と6か月以内ごと 
      ②5年間
            ③・経歴 ・作業条件 
        ・既住の自他覚症状 ・新規の自他覚症状
                 ④健康診断個人票

(9)
保護具は( ① )を備え、( ② )に保持しなければならない。

  (9.答) ①必要な数量 ②有効かつ清潔


(10)
特別有機溶剤等とは、
 ・その重量を( ① )を超えて含有するもの
   ・別表6-2のうち2種の総量を( ② )超えて含有するもの
である。
また、特別有機溶剤は( ③ )として使用される実態があり、( ④ )
の一部が適用される。

  (10.答) ①1% ②5% ③溶剤 ④有機則

この表は覚えて損ないです!

(11)
有機溶剤のうち特別有機溶剤に係る作業についての作業主任者をたてた場合、その名称は( ① )である。

  (11.答) ①特定化学物質作業主任者 

(12)
空気清浄装置を設けていない場合、排気口は屋根から( ① )の高さとする。

  (12.答)①1.5m以上

(13)
局所排気装置について、定期自主検査の頻度は( ① )で記録の保管期間は( ② )である。

  (13.答)①1年以内ごとに1回 ②3年間



● むすびに🍙


いかがでしたか?
解けなかった問題は、テキストを見返して復習してみてください◎
学科試験は決して難易度の高いものではないのでポイントを押さえていれば
合格できます!
がんばってください!!!

以上、なるむでした!


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