総合型選抜の準備は、いつから始めたら間に合うのか
一般受験でも総合型選抜でも、「いつから準備を始めたら間に合うか」って疑問は、皆さん、持つと思います。
「早ければ早いほど良い」と言えますし、「始めるのに遅過ぎることはない」とも言えるかと思います。
でも、これでは何の参考にならないので、私が考える理想の時期を言いますと、「高校2年生の3学期始め」が一つのタイミングだと思ってます。
私の子供は、中学から高校2年生の2学期まで机に向かったことがない子供でしたが、高校2年生の3学期から準備を始めて合格することができました。また逆に、これまで机に向かったことがない子供の場合、あまり早くから勉強を始めると受験本番の時期まで気持ちが続かない可能性があります。
高校2年生の3学期始め(1月中旬)から、11月頃までの11カ月間くらいを頑張れば合格できるというのが我が家の経験です。
では、何から準備を始めればいいのか。
英語です。
総合型選抜は人物重視、大学とのマッチングとは言っても、英語だけはやるべきです。英語の検定試験スコアによって出願できる大学数が大きく変わってきます。
勉強嫌いでも、英語はやるしかないと言うのが私の意見です。
とにかく英語を3〜4カ月勉強して、英検で言えばCSEスコア1930点をクリアして下さい。これだけで、9月の出願時に出願出来る大学が増えますし、行きたい大学、学部に出願できる機会も増えます。
英語の勉強と並行して、余力があれば大学調べをして、行きたい学部を探してみるのもいいと思います。行きたい学部がある程度決まってくると、「活動実績」も作りやすくなります。
本来は、好きなことがあって、好きなことをして、その好きなことをもって志望理由書を書き、志望する学部を受験するのが自然だと思います。
ただ、そもそもそれほど好きなことがないという学生もかなりの数居ると思います。そうした学生は、志望理由書を書きやすくなる活動実績を作る必要があります。
本当に好きなことは大学に入ってから探しても間に合います。とりあえず、合格しやすい志望理由書に書ける活動実績を作るのも、作戦の一つだと思います。
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