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【「バカの壁」を自覚し、崩していくために】院生/修士生ライフブログ Day29(5月20日)
ようこそ、たまひなの修士生ライフブログへ。
さて、最近は大学のオンライン授業にも慣れてきて生活パターンも確定しつつてきて落ち着いてきました。
今学期、私は学術的文章の書き方やプレゼンテーションの仕方を学べる講義を受講しています。この授業は、学生としてどういう姿勢で学問を学ぶべきなのかということ示唆してくれる構成になっています。
その授業の中で、「ベタ書き」でノートをとるということのメリット・デメリットをディスカッションしたのですが、このベタ書きによるメリットというのが、私が今まで考えていたことより大きいなと思いましたので、今日はそれについて、整理してみようと思います。
みなさんは、大学の講義や職場での会議など、どのようにメモしていますでしょうか?
私は、今までは話者が話したことで、自分で重要だと思ったところを書き取っていました。余力があれば、アウトラインが分かるように見やすくまとめていました。
おそらく多くの人がこういうメモ・ノートの取り方をしているのかと思います。
ベタ書きは、時間の無駄であるし、メモを取ることに必死になって、その時間に自分で考えることが難しくなると予想されるので、ベタ書きという行為は無意味に思われます。
ですが、私のその授業の先生は、「ベタ書き」おススメしていました。
その理由を聞くと、確かにそうだなと納得しているので、ただ今全ての授業をベタ書きでノートを取っています!!
では、ベタ書きのメリットを書いていきます。
ベタ書きのメリット
一言で言うと、
ベタ書きにより、「バカの壁」を崩していけるからです。
「結局われわれは、自分の脳に入ることしか理解できない。つまり学問が最終的に突き当たる壁は、自分の脳だ」
と、養老孟司氏は著書の『バカの壁』の冒頭でそう述べています。
人とのコミュニケーションの中でも話せば分かると思っていたけれど、話しても理解し合えなかった。こういうシーンは多くあると思うのですが、この壁があること自体に気づいている人は多くいません。
ですので、学ぶ時に、重要なのは自分のバカの壁の存在を気にして、重要なことを取りこぼさないようにすることなのだと教えていただきました。
人間は、自分の理解できることしか、聞いていないし、見ていません。その状態で、ノートを取ると、自分の分かる範囲で情報を取捨選択している可能性があるのです。
特に、社会人として働き始めた時や、新しいことを学び始めた時、何が重要なのかということは全く知らないと思うのです。経験で分かってくるというのもあると思うのですが、1を聞いて10を知るという状態になるには、ベタ書きでメモし、後から考察するという方法を取る方のメリットが大きい気がします。
その授業時間内に自分で思考し意見を出すことは、ベタ書きしているとできないのかもしれませんが、後で復習しながら、先生の話たことの上にその他ぼ文献を読んで得た知識を重ねたり、自分の意見を書いたりと熟考していくことはできます。
授業で、その先生から、ベタ書きでノートを取る時のポイントを教えていただいたので、本当はシェアしたいのですが、許可を取っていないので、伏せさせていただきます。(自分が無料で手にした情報でも、金銭的な価値がある思った情報は、その人に対して無断で掲載するのは良くないであろうなという気持ちがありまして、、、ご了承ください、、、そこらへんの情報に対するガイドライン的なものを求めています。どこから勉強したら良いのでしょうか。。。)
とにかく、板書もするけれど、話者が話したことも詳細に書いておくことで、自分で情報を取捨選択しなくなり、バカの壁を崩している感覚はあります。
一つの講義の情報量の多さに驚きます!!
ベタ書き、ちょっと気になるなと思った方は是非やってみてください★
また明日、お会いしましょう♪
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