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Googleも頼りにならねえ。
ワタクシ的にはただ、自由にタバコが吸えてダラダラと過ごせるこの空間と時間が好きだっただけなのです。
「なんか面白いことないかなー」
なんてジャングルさんと言いながら、
ダラダラと小汚い小さなジャンさんの小汚い部屋に押しかけていただけだったのです。
唐突に突拍子もないことを言うジャングルは、
あ、小汚いジャングルさんは、
つまらない毎日をこなしていたワタクシにとっては刺激的な小汚さでした。
あ、人でした。
あ、ついでに言うと
小汚い方が落ち着きませんか?
小綺麗よりは。
「YouTuberになろうぜー!」
と、満面の笑みで唐突に言い出したジャンさんにつられて、YouTubeデビューしたワタクシ。
本名を晒して人生が終わるのを恐れた我々は、芸名のような源氏名のような、なんかとりあえず身元がバレないような、それでいて親近感が湧くような。
そんな名前を付けようよという話になって、
やっぱ売れるためには「ン」がたくさん付いてる方がいいんじゃね?とか言いながら、
ボイインンンバインじゃね?とか言いながら
「マンハッタンズ」
がこの世に爆誕することになりました。
確かにその時2人で必死になってGoogleさんにたくさん聞いたはずだったのだけど、2日後くらいに全く同じ名前の外国のミュージシャンが存在することを知り、Googleも頼りにならない世の中であることを知るのでした。