ウインターカップ「京都精華VS精華女子」 残り4.9秒の選択!
(全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会)
京都精華学園高等学校(京都)VS精華女子高等学校(福岡)
72-69での、残り4.9秒の駆け引きを見ましょう!
【攻め精華女子】
同点を狙うために、3ポイント一択です!
【守り京都精華】
[1]=3ポイントを中心に、通常の守備。
3Pシュートにファールは絶対しない。
[2]=ファールをして、相手にフリースローを与える。
(チームファール4を超えているので、5個目のファールから、相手のフリースロー2本)
〇試合再開、残り4.9秒!
京都精華は、2番のファール作戦を選択しました。
すぐにファールをして、精華女子のフリースロー2本。
残り3.9秒!
【精華女子の選択】
フリースロー2本決めても、71点で追いつきません。
ほぼ負け確定なので、2本決めてはいけません。
★1本目を決めて70点
⇒2本目をわざと外して、リバウンドを取ってシュート!
2点シュートなら72点で同点、3ポイントなら73点で逆転!
1本目を入れる事が出来るか!
2本目が外れた後、リバウンドを取る事が出来るか!
〇試合再開、残り3.9秒!
精華女子のフリースローは、キャプテン清藤優衣!
1本目を決めて70点!
あと2点!
2本目は、外さなければいけませんが、リングに当てないとバイオレーションなので!
リングに当てて、外す!
そして、リバウンドは、ポジション争いに、勝つ必要があります!
【運命の2本目】
清藤が、2本目のフリースローをうちます!
リバウンドのポジション争いが始まります。
相手よりも、自分がリングの近く(内側)に入るようにします。
(スクリーンアウト)
シュートは、リングに当たって外れました!
そして、リバウンドを取ったのは、京都精華の選手でした!
(フリースローのリバウンドは、ディフェンス側(京都精華)が有利です)
京都精華の選手は、ボールを高く投げ上げて(残り時間経過)試合終了!
接戦を制したは、王者京都精華!
最後まで分からない名勝負でした!