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第59回定例会「なし」

お題交換ドロ部

担当：紫弾(@bullet_motion)／編集：氷翼鶏(@elvsion8)

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　お久しぶりです。今回の冒頭文担当いたします、紫弾です。
　今回は半年ぶりの「お題：なし」。何をしてもいいみたいです。
テーマ指定が無いからこそ、各々のやりたいことであったり趣味嗜好が反映された作品になるのではないでしょうか。
　というわけで、部員の皆さんの作品を見てみましょう！
（以下敬称略）

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①紫弾(@bullet_motion)

＜作者のコメント＞
　前回の題ドロ部にて音楽勢が盛り上がっていたそうなので、流れに乗るぞ！と思ってオリジナル曲を作りました。
10年前くらいの自罰的で哲学的な歌詞のボカロ曲っぽいのをやりたくて、死胎蛋（バロット）をモチーフに作ってみた。
　DTM、マジで全然わからんので誰か教えてほしい。
あと、歌詞考えるのが曲作る工程で一番難所だったので、小説勢って凄いんだなぁと改めて感じました。（小並感）
　これからも題ドロ部に曲出せたら出したいと思っているのでよろしくお願いします。

＜みんなのコメント＞
　満を持してついに着弾。動画勢と伺ってましたがまさかのオリジナル曲。話が違う！
　さわやかなシンセと純文学のような歌詞で耳に残りやすい。しかも王道進行でないという。
サビって心地いいフレーズ=王道フレーズになりがちなのですが、4小節目でそこを外しているのは多分天性のセンスなのかな、と思います。
　そして画面の使い方も上手い。トレンド感がありながら10年代後半ボカロのような懐かしさも感じて、まさに総合芸術！
とんでもねえ奴と同じ時代に生まれちまったもんだぜ、、、。
――― ちょこれもん

　毎月必ずと言わずとも、出されれば必ず高クオリティ高火力の作品に驚くばかりです…！
先月新鋭ソフトに頼って耳コピを始めてみた自分からすると、十分すぎるほどDTMできてるじゃないですかやだー！としか言えません。
　作曲をされている方に対しては、なぜメロディーが浮かぶのか、歌詞が浮かんで音にはめられるのか、ベースやパーカッションを刻めるのか等々これがワカラナイ、つまりは何もワカラナイ…と常々思います。
　特に題ドロの作曲勢はオシャレで抽象と具体のバランスがよくくどく感じないと思うのはなぜでしょうか。音も文字も限られた記号の組み合わせなのに、これほど無限の可能性を秘めていると最も考えさせられるのが、まさに音楽（作曲）の世界だと思います。
　身近に作曲勢がいると、自然と自分もチャレンジできるのではないかという気になってしまいますね…。
――― 秋日和

久々のご登場ですがそうとは思わせない完成度の動画をぶちあげてらっしゃいますね…。
そしてまさかのオリ曲、そして初DTM。このサークルどうなってんだ…？
　爽やかな曲調に哲学じみた歌詞ですごくボカロっぽい。（語彙力）
やはり小説やら作詞やらには語彙力が必要なんだなぁと思わされます。 最後の方左下にﾀﾞﾗrrrrrrrrrｧと出てくる文章に言いたいこと全部詰まってんじゃねぇか？と感じました。 これからの作品作りも応援しております。
――― 氷翼鶏

　こいつ本当に急に現れてはエモい作品を置いて帰るので怒っています。その才能に嫉妬している。
　曲自体も好きなんですけど、最後左下に出ている文章で「私たちは外殻越しに語り合った」という文章がすごく好きです。
たとえば、幼い頃はあらゆる可能性を秘めていたというのに、変化の兆しを得られなかったとして。その後さなぎの状態で何かに出会って変化の兆しを得れたのに、孵る結末はすでに決められていたあとなら、それは後悔になるんでしょうか。
　まあさておいて。最近は音楽に興味があるらしいので、是非今後も楽しみにしています。
――― sak

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②ちょこれもん(@choco_create)

＜作者のコメント＞
　Demetoriさんというサークルから東方メタルアレンジを知ってはや10年。足元にも及ばないがメタルアレンジをしてみました。
　原曲の雰囲気を残しつつ、随所にオリジナリティを入れる難しさは前回の即売会から感じていましたが、メタルは特に難しい。
スウィープとかタッピングもっときちんと練習しやんとあかんし7弦使ったリフの引き出しもまだまだ少ない。頑張ります。

＜みんなのコメント＞
　ちょこれもんさんの作る曲、爽やかで疾走感のあるロックって感じのイメージを（勝手に）持っていたので バチバチにかっこいいメタルをお出しされててビビりました。かっけ～～……。
ギターの音色、合間合間のギターフレーズやドラムのフィルがとにかく良すぎる。
　最近僕もDTMに手を出したのですが、とてもこの域に到達できる気がしないです。 これからの作品も楽しみにしています！
――― 紫弾

　東方！（略）セプテット！ とても重厚かつかっこいいアレンジで最＆高です。
　中高生時代は自分の構成要素の何割かが東方だったのではないかと思うほどドハマりしていて、原曲・アレンジ・ヴォーカルアレンジ・MADと楽曲関連もひたすら聞きまくっていました。
その中で、もちろんジャンル的に近いものもあったと記憶していますが、今になって友人が自らアレンジしたものを聴くことができるとは…驚きとなつかしさと憧れを感じて感無量です。
　新作は追えていませんが、もちろん今でも東方は好きですし、令和の時代にも子ども世代を含め思った以上の人口に広がっていることを知る機会もあって、そのコンテンツ力を魅力の深さを感じます。
　東方は自分が創作活動を始めた大きなきっかけでありながら、駆け出しのころはまだしもある程度経験を積んでから描く機会がほとんど作れていないので、初心に帰って手を出したいなと思いつつ、このアレンジを含め他のn次創作（nは任意の自然数）のクオリティに圧倒されるばかりです。
　今年は偶然、新世代の東方ファンと関わる機会があるためこれを機に手を出したい意欲が高まっています！
――― 秋日和

　こんかいも動画勢のちょこれもんさんですがこのサークル活動では珍しく二次創作ですね。
　おぜうの曲難しいと思うんですがアレンジが効いていて「こうやってアレンジ曲ができてくんやなぁ」と感心しました。楽器ができるというのは本当に強みだと思います。
曲の方もおぜうのカリスマ性と苛烈さを上手く表現できていてすげぇの一言でした。
　紫弾さんが下剋上狙ってるそうなのでワクワクしながら見守っていこうと思います！
――― 氷翼鶏

　いつもオリジナルだったのでアレンジ珍しいなあと思ったのですが、マジで良すぎてびっくりした。後ろに立教大学があったらそれはそれでおもろすぎるでしょ。
　ちょこれもんさん＝邦ロック系ばしばしみたいな印象があるので、ばちばちにかっこいい感じがめちゃくちゃいいです。
　あといつも思うんですけど、絵から何から何までやっててリソースどこから出てるんですかね。もうそろそろ種明かししてほしい。
――― sak

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③秋日和(@autumnhiyori)

＜作者のコメント＞
　今回は結果的に数か月ぶりにイラストに戻った手癖ワンドロになり、逆にこの感じでまた本気絵に挑戦できるのかと集中力の低下が心配になってしまいました…。
　一応、耳コピに味をしめて前回に続き2曲目の耳コピに挑戦はしていたのですが、前回の曲に比べてかなり難易度が高く、メロディーのコピーだけでもかなり苦戦した結果等手間に合わず、イラスト（ワンドロ）に復帰した次第です。
まだその曲の耳コピ作業は少しずつ続けており、曲自体が新しいわけではないですが比較的最近出会ってほぼ固まっていて好きな曲ランキングに殴り込んできたドハマり曲なので頑張って終わらせたいところです。
　一口に好きと感じる曲と言っても、これだけ耳コピという点で難易度に違いがあるということは手を出してみて始めて気づきました。

＜みんなのコメント＞
　他の方も触れられていますが、やはり配色がとても良いですね。水色の髪に紫のメッシュカラー。
　あと目の下の星ペイント、こういうのかなり好きです。可愛いので。（唐突な癖開示）
これもメッシュカラーと同じ紫で、色の印象としてもマッチしてると感じます。
　いつも鮮やかなキャラクターデザインを出されていて素晴らしいです。
――― 紫弾

　あっこれワンドロなのね……ワンドロ……？ 1時間でここまで形に持って行けるのが流石ですね。
　サイドテールがかわいい。 日和さんのデザインはいつも小物だったりがすごく凝られているので、都度新鮮味がある。
そういった意味では、次回のお題がまさに日和色を存分に出してきそう。今からすごく楽しみであります。
――― ちょこれもん

　今回はワンドロということで…1時間でこんなけ描けるか…？私だったら多分ラフで終わってるぞ。
　やはり色遣いがいいですね。私もメッシュやらツートンカラーやら使ったりするんですが色の組み合わせが絶望的で「単色の方がマシやんけ」状態になってしまいます。
　そして最近特に思うんですよ、瞳の塗り方をどうにかせにゃならんと。日和さんのイラストの子たちの瞳がいつもきゅるんとしていてきれいなんですね。そして絵柄もそれに合っていると。目指したい到達点です。
――― 氷翼鶏

　度々お目にかかれるワンドロ作品ですが、とにかく毎度可愛い。
配色ですら可愛い。個人的にパステルカラー苦手なので、使いこなせる方尊敬の念しかないんですよね。
　日和さんの絵は描きこみが多いのが特徴ですが、その中でも服と瞳の描きこみが味があっていい。瞳に色が宿るだけでその絵に命が宿るとは言われますが、ありとあらゆる子たちにきらきらした輝かしい命を吹き込んでいるの、最強すぎません？
――― sak

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④氷翼鶏(@elvsion8)

＜作者のコメント＞
　ずーーーーーーーーーーーーーーーーーっと放置していたモデルのアニメション作成にやっとこさ手を付けた感じです。時間かかりすぎだね。
とはいえ動きが付くとなんかしっくりきたので僕満足。
　動画を直に貼る方法がリンク埋め込みしかなかったのでツイート引用になりました。ごめんなさい。

＜みんなのコメント＞
　Live2D使いだ！Live2D使いがいるぞ！
ただモーション付いてるだけでなく、表情が変わるごとに感情の動きが読み取れるくらい表現できているのが印象的でした。生きてる……。
　昔にLive2D触ってみたけどムズすぎて断念したことがあるので、ここまでちゃんと動きや表情を付けられるのは本当に凄いと思ってます。
――― 紫弾

　ついに受肉ですか……題ドロから……。
　Vこそシステムの総合知みたいなとこあるので憧れはあるんですけどマジでどこから手ェ出していいかわかってないので、動きがあるだけですごくワクワクしますね。
　細部までこだわりが見られるキャラデザなので具現化するとより映える。 とりあえずチャンネル作成からお願いしたい所存。毎配信見ます。
しかしこの完成度で毎回なぜ複数作品出てくるんや……。
――― ちょこれもん

　ほぼ全身のしっかりしたLive2D立ち絵！
自身も手を出した経験がありながら、ぱったり途絶えてしまっていることからも明白な手のかかりよう…本当にお疲れ様です。
こつこつ進めておられたんですね…！
　やはり、自分のイラスト（キャラ）を動かしていろいろな表情を見られるのは良いですね。この立ち絵の中でも魅力を感じる驚き顔などは、こうして動きのある中の差分だとより光りますね！
　またやりたいと思いながらも手が止まっている中で仲間の成果を見られるのは、いつも良い刺激になります…。
――― 秋日和

　めっちゃぬるぬる動いてるんやが……？？？？ 相変わらずとんでもないもの持ってくるあたり、流石団長です。頼むlive2Dを教えてくれ。
　だいぶ前に同モデルを動かしていたかと思いますが、こんなに動くなら本当にいろんなことに早期実装できるんじゃないか？と思っているのですがいかがでしょうか。
　どうです？これを機にv デビューしません？ガチ古参厄介オタクになれる自信あります、私。
――― sak

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⑤sak(@sak_daidoro)

＜作者のコメント＞
　さて今回はラフです。清書が間に合わなかったとかではありません。アイデアを出すことを目的にしていたので。
そういうことにしておいてください。
　個人的に今年変化の年を迎えておりまして。
最近は題ドロも勿論ですが、色々な活動経験の機会を頂き自身の知見を広げている今日この頃です。
で、色々な場所に身を置いていると、そこに適した人物が求められるんですよね。身だしなみとか外見面は勿論なのですが、内面的なところ、思考タイプ的なところ、まあよく言う役割的なみたいなところとか。
　そんなこんなで新しくキャラクターを作ろうと思ってできたのがこのラフ。要は、いろいろな場所に置くからには、棲み分けが大事であると感じたわけです。

＜みんなのコメント＞　
　場所に応じた異なるキャラクター性、そのデザインアイデア。
ってことは、 あの赤黒髪のお姉さんとは違う印象や立ち位置でのキャラ作成って感じでしょうか。穏やかな雰囲気があっていいですね。
　sakさんの描くキャラ、悉く顔が良いな～と思いながらいつも見てます。はやく受肉して～～～～。
――― 紫弾

　なんや最近の題ドロは受肉がトレンドなんすかね……ポンポン新キャラが出てきてただただ驚嘆です。
　sakさんの作品テイスト、すごく好きなんですよね。先日の小説もしかり、時代というか世界観というかが確立されている。
一次創作ってこの辺のブランディングがないとなかなか難しいですね。
　この服装、普通に市販化して欲しい。京都とかにいるとすごくテンション上がる。
――― ちょこれもん

　sakさんの描く女性は本当にいつも独特の魅力を湛えていますね…。
大雑把に言えば自分との画風の方向性の違いからくるものなのですが、特にこうした表情は自分にはなかなか描ける気がしません。
　ニヒルめな口元に少し胡乱な目とそれを強調する眼鏡…非常に理知的でありながら暗い部分もありそうな、どんな口調や声で話すのかも気になるデザインです。
　加えて、少なめな色数の中で深い緑の服も印象的です。 個人的には緑系の色使いは難しく感じるので、服のデザインや画風、性格描写にマッチしているのではないかと感じます。
色相や彩度でも、あえて普段手を出さないもの縛りで勉強すると新鮮な刺激になるのでは…と考えさせられる1枚です！
――― 秋日和

　なんかまた一人ガワを作り始めてますねこの人。すごいよほんとに。
そのうちモーションの方も実装していこうね。そのためには清書してもらわにゃならんわけですが…。まぁそこは追々ね。
　まだ全部に色が乗っている訳ではないですがパッと見今のアイコンのお姉さんと対称になる感じなんですかね？落ち着いた感じのお姉さん、いいですね。
　完成に向けて着実に進めていきましょうね！！
――― 氷翼鶏

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　以上、久しぶりのお題なしフリースタイル回でした。 各部員が自由に作ったものを摂取できて面白かったです。
　次回からはお題ありになります、どのようにモチーフを取り入れた作品が出てくるのか楽しみですね。 それではまた。

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