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大腸ガン ステージ4と診断された日のこと。

私がステージ4と言われたあの日のことから、書いてみようと思います。

告知されたのは2018年の1月。
それまで死ぬということをまじめに考えて無かったので、ただ、何も手につかない、泣けて来る、といった状態でした。
そのうち、あとどれだけ生きてられるのかが気になり、主治医に聞いてみました。
彼はごく普通に、
「12月まで。良くて来年の春、桜の咲く頃までかな」
と答えました。

あと一年もないなら、このまま治療しないでこのままにしておこう、と思いましたが、家族は応援するから、治療するように言ってくれました。

治療をすると決めたものの、怖くてしかたなかった。
抗がん剤の治療はきついと聞いていたし、自分に暗示をかけて大丈夫だと言い聞かせていた。
治療の前には終末ノートを作って、お金のことなどを書き出した。少しは貯えもあると思っていたが、これからの治療を考えると不安だった。その一方、生きられないなら娘達に出来るだけ渡しておきたいとも、思った。

#大腸ガン  
#ステージ4



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