無料で介護資格をとる方法2選
急速な高齢化で要介護者が増え続けています。
当然介護をする介護士の数も増えなければなりませんが、給料が低く、仕事が辛い、人間関係が大変という3重苦により離職する人が増えています。
しかしながら、慢性的に人手不足ということで就職先としてはレッドオーシャンと言えます。
3重苦を乗り越えて介護士として働いて行くために、大きな味方になるのが「介護資格」です。
介護資格の中でメジャーなものは、初任者研修、実務者研修、介護福祉士の3つです。この中で介護福祉士は国家資格であり、取得すると待遇がぐっとあがります。
政府は、介護士の離職対策として、介護資格保有者がいる介護施設に介護報酬の引き上げという形で優遇措置をとっています。
介護報酬があがることで、介護士の給与面の向上が図られています。
また、人材を確保するためにも介護施設は、労働環境や福利厚生などにも力をいれる必要があるため、介護士としてはより働き易い環境になりつつあります。
しかしながら、このような待遇を受けるには介護資格を持っている必要があります。
介護士は、無資格で働いている人が大半です。
なぜかというと、介護士資格を取るには、お金と時間が必要だからです。
初心者が最初にとる介護職員初任者研修は、約10万円と1ヶ月の受講期間が必要です。
介護士はシフト勤務が多いため、まとまった時間が作りにくく、授業料も大きな負担になります。そのため、資格がほしくても取れないという人が大半です。
しかしながら、次の2つの方法で無料で介護資格をとることができます。
①ハローワークで資格をとる
各自治体のハローワークでは定期的に介護職員初任者研修講座を開催しています。審査をパスして、毎日通い続ければ1ヶ月で資格の取得が可能です。
②かいご畑で働きながら資格をとる
もうひとつが、株式会社ニッソーネットが運営するかいご畑を利用する方法です。求人サービスであるかいご畑は、専任コーディネイターとともに仕事を探すことができます。また、かいご畑を利用して入職すればニッソーネットの社員として、介護資格講座を無料で受講できます。
受講する時間はニッソーネットが調整してくれるので、無理なく受講できます。
お金がない、時間がない人は「かいご畑」がおすすめです。
介護資格は、給与面だけでなく将来的には良いポストを得るためにな必須となりつつあります。
また、初任者研修→実務者研修→介護福祉士といったように、ステップアップできる点も長く介護士を続けるためのモチベーションになります。
これから、介護士として働きたい人はぜひ介護資格を取ることをおすすめします。