あなたは知ってる?波板の留め具のえらびかた ②留め具のサイズ 編
はじめに
カーポートやベランダ、倉庫や工場など様々なところで使用されている波板。
弊社ではその波板の留め具を販売しています。
お客様からもよくお問い合わせいただく人気商品の一つです。
その中で、よくお問い合わせいただく内容が
「どの種類を使ったらいいか分からない」
「サイズがよく分からない」
といったもの。
前回は波板の留め具の種類を見分ける方法をお伝えしました。
今回は少しレベルアップして、「正しいサイズの選び方」のご紹介です!
ダイドーハントの波板を選ぶときの参考にしてみてください。
復習:波板とは?
もう一度、波板について復習してみましょう。
波板とは、屋根材や壁材として使用される波状の板の総称で、
カーポートやベランダ、小屋や温室、倉庫や工場など様々なところで使用されています。
波板は薄くて軽く、材質によっては耐久性を兼ね備えており、プロの業者からDIYまで幅広く使用されています。
波板の素材には「樹脂製」「鉄製」「セメント製」の3種類があります。
特に樹脂製の波板は透過性があるので、外部の明かりを取り入れたい場合に使用されることが多い材質です。
留め具のサイズの選び方
では本題です。
留め具のサイズはどうやって選べばいいのでしょうか?
選び方は、留め具の種類によって異なります。
大きく分類すると、「傘釘」「波板ビス」「フック・ボルト類」の三つです。
分かりやすくなるように図を作成してみました。
傘釘は波板の高さと下地に食い込ませたいねじの長さを基準に、ねじ頭からねじ先まで、
波板ビスは波板の高さと下地に食い込ませたいねじの長さを基準に、首下からねじ先まで、
フック・ボルト類は波板の高さと下地の長さ(直径)を基準に、フックの頭から底(=一番長い部分)と単管の太さ(胴部径)
これらがサイズの設定に関わっています。
カタログやホームページに記載されている長さは、上図の黄線部分を表しています。
図を見ながら適正サイズを探してみてください!
まとめ
では、今までの話のまとめに入ります。
正しい波板の留め具を探すために、まず「留め具の種類」を選びます。
これは、下地の種類によって決まります。
下地の種類を見極めて留め具に何を使用するか分かったら、次は「サイズ」です。
波板の高さと下地の長さ(厚さ)を測って、それぞれの種類の長さに合うサイズを決定してください!
これで波板の留め具の選び方の基本はバッチリです!
おわりに
いかがでしょうか。
全2回の記事で、皆さんが少しでも波板の留め具の使い方について分かった!と思っていただけたなら幸いです。
ダイドーハントの波板留め具
最後に弊社が取り扱う波板の留め具、6商品を紹介します。
今回お伝えした選び方を参考に、ぜひ商品をご検討ください!
①傘釘
頭部が傘のような形状の釘です。
1本ずつになっているタイプとパッキンで連結されているタイプがあり、
胴部もストレートタイプとスクリュータイプがあります。
波板の山の部分に沿うように打込みます。木下地用です。
②ビス
波板用の座金とパッキンがセットされているビスです。
1本ずつになっているタイプとパッキンで連結されているタイプがあります。
木下地用と鉄下地用があります。
弊社の人気商品、「ポリカ連結波板ビス」もここに分類されます。
こちらで詳しく紹介していますので、併せてご覧ください。
③フック類
アルミ製の母屋材やL型のアングルなどに使用します。
材質は樹脂製とステンレス製のものがあります。
波板にフックの胴部より1~2mm大きな下穴を開け、先端を差込みアングルのリップ部分に引っ掛けるようにして固定します。
④フックボルト
フックボルトにパッキン・曲座金・ナットがセットされたものです。
L型のアングルなどに取り付けるときに使用します。
⑤チャンネルボルトセット
チャンネルボルトにパッキン・曲座金・ナットがセットされたものです。
C型鋼やH型鋼などに取り付けるときに使用します。
⑥パイプボルトセット
パイプボルトにパッキン・曲座金・ナットがセットされたものです。
鉄や樹脂でできているパイプに取り付けるときに使用します。
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