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ひとりで止め刺し

今日、はじめて一人で止め刺しに

現場に到着すると、待ってくださってた地域の方と合流して一緒に箱わなまで歩いていく
道中のあちこちにはイノシシが駆け回って掘り返したあとがいっぱい
箱わなは、つかわれなくなった畑(耕作放棄地)のすぐ横、山沿いに置かれていて中には小柄なオスのイノシシ
今日の子は、鼻でブシャッと顔をめがけて泥水を噴射してくるなかなか元気な子だった
(本当にみんな気質がちがう)

そうして無事に止め刺しをおえて車へ運び入れると
地域の方からの「気を付けて帰ってね」という言葉と一緒に
大量のお野菜を手土産に・・・

「たくさん採れたからみんなで良かったら」と
軽トラから美味しそうな茄子とミニトマトとトマトをもってやってくる、その笑顔を見て

被害が減って喜んでくれる人がいるかぎり、そこで必要な捕獲対策が行われつづけるように精一杯がんばるたいと思った

イノシシ・シカの野生動物との問題を考えるとき、
私は、いつも人の問題(過疎化、里山の荒廃、耕作放棄地の増加だったり)にたどり着いてしまう、

だからこそ今日の出来事はとっても嬉しい気持ち・・・

「野生動物との共生」という言葉は
しばし、人の幸せよりも野生動物の幸せ?(いのちの尊さ)によりフォーカスされている場合がある気がするけれど

まずは人がどうイノシシ・シカと関われたら幸せなのか、ハッピーに暮らす方法を考えることが大切なんだなあと思う今日この頃のゆうかです。