SWEET LOVE SHOWER 2024の備忘録
ラブシャ2024に行ってきた際の諸々の情報や感想を書き留めておくnote。
自分自身、行く前に色々な記事や呟きを検索して入念に調べたのだが、そういった生の感想がとても役に立ったので、このnoteも来年や再来年に行く人の一助となればと思い執筆至っている。
1. アクセス関連
私はオフィシャルのアクセスバスツアーにて参加した。そのことについて説明していきたいと思う。
交通費
往路は大月発のバスで3700円。
大月駅から富士山駅までが1039円、そこからラブシャ直通バスが920円(らしい)ということを考えると、金額的には2倍ほどかかるので難しい判断だが、個人的にはオフィシャルの方が楽なので良いかなと思った次第。
復路は八王子駅行きで5000円。
富士山駅から八王子までが1809円なのを考えるとかなりお値段は張るが、上記で示した920円の臨時のバスの最終便が19時なことにより、復路は多少値段が張ってもツアーバスが吉だと思う。
諸々の時間
往路の大月は8:10発。会場に着いたのは10:10。
全員が第一便に乗れたわけではなかったので、会場に早く着きたい人は早めに並んでおくのが良いかも。そして所要時間を2時間も要するほど遠いのかと思われるが、実際山中湖に着いたのは8:50くらいだった。そこから駐車場までの途轍もなく長い行列によって牛歩のように進むバス。結局1時間以上そこに時間を要したという次第である。途中下車して早歩きした方が余裕で早いのでは?と思ったが、実際、渋滞でスタックしたチリビのメンバーが自転車に乗り換えて駆けつけたと話していたので強ち間違ってはいなさそう。何はともあれ、最速の便で行っても大月発ではMORNING ACTと10:00からのトップバッターは見られないということになる。例年どの程度の時間に到着するのかは知らないが、早朝のアクトを見たいのなら自らの車か、前乗りするのが確実。
復路は20:28に発車した八王子行きの3号車。到着は 22:10。
エルレのアンコール『虹』を聴きながら駐車場に向かい、乗り込んだら即出発という感じだった。アンコールを完全に聴き終えてからゆっくりと向かうと会場周辺の道路が渋滞に陥り、かなり時間を要するらしいので、この数分が結構重要かと思われる。今年のラブシャは台風の兼ね合いもあり、初日等は大幅な遅れも見受けられたが、最終日は意外とすんなり行った印象。
その他
当然ではあるが、荷物をバスに置いてフェス参戦なんてのは出来ない。しかし、スーツケース等の大きな荷物は下の荷物入れに入れられるので、そこは安心していい。
総括
アクセスに関しては、やはりバスツアーが最強だと思う。朝の眠い状態やフェス後の疲れ切った状態でも移動が出来て、何より爆睡してれば着くというのは大変コスパがいい。それを考慮すれば寧ろ安いまである。特にソロフェスではこれ一択と言っても過言ではないかと。
友人と一緒に!という場合は宿泊や車も良さそう。ホルモンのダイスケはんに言わせれば“キ(自主規制)”の連日参戦組は宿泊がベストなのかな。
2. 装備
雨フェスと言われるほど、雨と縁があるラブシャだが、装備を万全にすればその気候すらも楽しめる。
濡れたくない!完全防備ver.
耐水圧15000mm以上(欲を言えば20000mm以上)のレインコートやレインスーツ。そして丈の長い長靴。
このくらいガチ装備で行けば、今回のように台風レベルの荒天でも大丈夫。最寄りからそういった格好をしたくない場合は軽装でバスに乗り込んで、現地で着替えて(バスの中で着替えている人も結構いた)、荷物をクロークに預けてしまうのもあり。
動きやすさと防水。ハイブリッドver.
耐水圧15000mm以上のレインコートやレインスーツにトレッキングシューズ。
私は今回雨対策に、KIUのレインポンチョ(耐水圧20000mm)にMERRELLのトレッキングシューズ(GORE-TEX)、Collonil Carbon Proという防水スプレーの三つで参加したのだが、全く濡れることなく1日を終えた。
強めの雨は勿論のこと、ゲリラ豪雨でも内側が濡れることはなく、足の甲が浸かるか浸からないかくらいの水たまりなら特に問題もなかった(それ以上深い水たまりは避けていたので分からない)。
また、夜になって冷えてきた際にレインポンチョは防寒にもなるのでとても良かった。
風邪引くの上等!暴れ回りスタイルver.
雨フェス、田んぼフェスに来たら汚れるのも濡れるのも覚悟の上でしょ!という人たちも無論結構な数いた。サンダルや今日を機に捨てるスニーカーを履いて、風邪引いてもいいやという気概からレインコートすら着ずに半袖とハーフパンツで泥の中で、水溜まりの中ではしゃぐ。フェスってこういう自由さも良いよねと見ている側も気分がテンションが上がった。
しかし一点注意したいのが、その後公共交通機関を使って帰宅する予定の人である。濡れたままの服や、泥だらけの格好だと迷惑がかかるので、帰り用の着替えや会場を出る前に水道で泥を落としてから帰ることは心がけたい。
総括
ちゃんと装備を整えれば濡れずに遊べるし、自由さを追い求めるのもフェスの楽しさを味わっている感が溢れていて良いし、自分なりの雨フェスの楽しみ方を模索していきたいなと思うわけです。
3. 会場内で気づいたこと
これは一点だけ、休憩スペースが極端に少ない。
雨を凌げるスペースがとても少なく、ベンチ等の座れる場所も少ない。ラブシャラウンジや専用ベンチなど有料での休憩スペースは豊富であるものの、無料では殆どない。晴れていれば地面に座れば良いのだが、雨の場合はかなり抵抗がある。結局自分は10:10から20:28までの10時間で一度も座ることなくフェスを終えた。
体力が心配な人は車で来て休憩スペースとしても活用するか、有料の休憩スペースを購入するのが良いと思う。晴れなら考慮する必要が無い点ではないが。
4. 個人的な装備と準備
私はどのフェスも基本ソロで行き、いかにして荷物を少なくし、身軽に動くかを目指しているので、今回の装備を一応記載しておく。
UNDER ARMOURのインナー上下
Tシャツ
ハーフパンツ
MERRELLのトレッキングシューズ(GORE-TEX)
KIUのレインポンチョ
スマホ
ボディバッグ
(中身)↳着替えのTシャツ、500mlペットボトル×2(会場内は高いため少しでも多く持ち込みたい)、モバイルバッテリー(スマホがないと全てが詰む現代フェスにおいて必須)、財布(最後の頼みの綱)、カロリーメイトとかの携帯食料(フェス飯買ってる暇がない時の非常用)
これに加えて、前日に靴やポンチョに防水スプレーを施し、フェス参加前にアミノバイタルを飲む。
以上が装備と準備である。
5. まとめ
ラブシャはロケーションと音楽が最高に美しく融合したフェスである。諸々の準備を整えて、これからも安心して全力で楽しみたい。そしてこのnote
が来年ラブシャに参加する人の一助になっていれば幸いである。
ちなみに、来年はラブシャスプリングに行きたいなと個人的には思っております。
末筆ではございますが、今回最高のアクトを披露してくれた全てのアーテイストと、台風の中安全に、そして少しでも快適にとフェスを開催してくれた運営に最大限の感謝をこめて、またスペシャの35周年を祝して、このnoteの結びとさせていただきます。