勇気や希望を与えられる選手(大学生時代 番外編)
4年間色んな場所に行き、色んな人達と出会う中で沢山考えさせられる時間がありました。
そんな中怪我と向き合い続ける中で
新しい目標が生まれました。
勇気や希望を与えられる選手になりたい。
僕はサッカーを辞めた方が良いと言われてから1人のサッカー選手の記事を見ました。
その選手は現在鹿島アントラーズに所属している
内田篤人選手です。
当時はドイツのシャルケに在籍していました。
リハビリに身が入らない時、内田選手の1年9ヶ月のリハビリの話や膝の怪我との闘いの記事や特集をよく見ていました。
引退も噂された状況から復活して頑張っている姿を見て僕は何度も前を向けました。
僕とは立場や背負っている物は全然違うし、
比べるのは失礼だと思いますが、
今でも大きな影響を与えてもらってます。
内田選手も復帰後思うようになかなかプレー出来ず、
ウニオン・ベルリンに移籍後も良い状況ではなかったです。
その時の彼の前向きな発言が印象に残っています。
「マイナスな意見が多い状況から、バンバンバンと巻き返していった方が、格好良くないですか?内田はもうダメだとか、W杯までもう時間がないとかいう意見があった方がありがたいです。もしも他人だったら、なかなか厳しいと思うはず。でも当事者としては、いい『フリ』だと思っています」
【LINE NEWS 独占インタビュー】
「一番太いじん帯、そこが骨化していく」内田篤人が語った苦闘の2年
内田選手にはリハビリに対する姿勢やモチベーション、物事に対する考え方を学びました。
誤解されがちですが、
この人は顔だけじゃなくて中身もカッコいい人です。
内田選手の存在がなかったら僕は1年9ヶ月のリハビリは乗り越えられませんでした。
しかも本当にたまたまですけど、
僕も内田選手と同じ
1年9ヶ月のリハビリからの復帰でした。
1つ勘違いされたくないことがあります。
美談にはしてはいけないと思います。
内田選手にも復活した背景には様々な苦労があって、痛みを我慢した結果が招いたことです。
僕も痛みを我慢したことで招いた結果です。
1番良いのは怪我しないこと。
前回も書きましたが、
我慢してプレーを続ける選手より
怪我を治すために我慢して
休む事が出来る選手の方が強いと思います
ただ、怪我をしたくないのに怪我をする人も沢山います。
怪我をしてる選手にとって1番勇気づけられるのは、怪我から復活した選手の頑張ってる姿だと思います。同じ怪我の人だったら尚更。
僕は実際そうやって勇気をもらって頑張ってました。
実際僕と同じ怪我を抱えてる選手も沢山います。
身近にも同じ怪我に悩んでる人がいました。
僕が復帰した時にその人はリハビリ中でしたが、
僕はその人に選手として活躍する姿を見せられなかったです。再び離脱する姿を届けてしまいました。
そんな姿を見たらリハビリしてる側は
「どれだけ長くリハビリしても無理なんだな」って
思いますよね。辞めると聞いたときは悔しかったです
僕を知ってくれた人、応援してくれる人に
少しでも良い影響を与えたいです。
このnoteもそうです。僕が今まで書いてきているnoteを見て頑張ろうと思ってくれた人が1人でもいてくれたら嬉しいです。
僕に今必要なものは選手としての価値です。
今の僕はまだまだ1人のサッカー選手としての存在価値が低いです。何も結果を残せていません。
選手としての価値を上げれば
人に与える影響の大きさも変わる。
1人でも多くの人に勇気や希望を与えられるように
選手としてもっと活躍したいです。
最後までお読みいただき有り難うございました🙇🏻