トップ営業マンのサイコパス性を後天的に身に着ける5つの方法

こんにちは、営業コンサルタントのダイキです。

今日は少し過激なタイトルでメールを送らせていただきました。でも、これ、あながち間違いじゃないんです。

「えっ、サイコパス!? 怖い...」

そう思った方もいるでしょう。でも、ちょっと待ってください。ここで言う「サイコパス」は、一般的なイメージとは少し違います。

実は、トップ営業マンの多くが持っている特徴が、ある意味で「サイコパス的」なんです。そして、その特徴こそが彼らの成功の秘訣だったりします。

今日は、そんな「サイコパス的特徴」の中でも特に重要な1つに焦点を当てて、お話ししていきます。

その特徴とは...

「感情に支配されない」

これです。

サイコパスの定義の1つに「共感性の欠如」があります。つまり、他人の感情に左右されにくいということです。これ、実は営業の世界ではめちゃくちゃ重要なスキルなんです。

なぜか?

それは、営業の世界が「感情の嵐」だからです。

断られる、怒られる、無視される...。普通の人なら、こんな状況に直面したら落ち込んだり、怒ったり、諦めたくなったりしますよね。

でも、トップ営業マンはそうじゃない。

彼らは、まるで「感情のスイッチ」を持っているかのように、そういった負の感情をシャットアウトできるんです。

「へー、そんなことできるの?」

って思いますよね。でも、これ、実は訓練次第で誰でもできるようになるんです。

じゃあ、どうやって「感情に支配されない」状態を作り出すのか?

ここからが本題です。

まず、大前提として理解しておいてほしいのは、「感情」と「理性」は脳の中で常にせめぎ合っているということ。

感情的になればなるほど、理性的な判断ができなくなります。逆に、理性的に考えれば考えるほど、感情は抑えられます。

つまり、「感情に支配されない」ためには、意識的に「理性」を強化する必要があるんです。

具体的には、こんな方法があります。

  1. 「なぜ?」を徹底的に問い詰める

感情的になりそうな状況に直面したとき、まず「なぜ?」と自問自答してみてください。

例えば、お客さんに怒られたとします。

「なぜ怒られたんだろう?」
「なぜお客さんはそこまで怒っているんだろう?」
「なぜ自分はこんなに動揺しているんだろう?」

こうやって「なぜ?」を重ねていくと、自然と感情から距離を置いて、状況を客観的に見られるようになります。

  1. 感情を「データ」として扱う

感情そのものを否定するのではなく、それを「データ」として扱うんです。

「今、自分は怒りを感じている。興味深いな。この怒りは何を示唆しているんだろう?」

こんな風に、自分の感情を第三者的に観察する習慣をつけると、感情に振り回されにくくなります。

  1. 「最悪の状況」を想像する

営業で失敗したとき、多くの人は「どうしよう...」と不安になります。でも、その「不安」って、実は漠然としたものが多いんです。

そこで、あえて「最悪の状況」を具体的に想像してみるんです。

「この案件を落としたら、どうなる? クビになる? 家族が路頭に迷う?」

こうやって具体的に考えてみると、たいていの場合「そこまでひどくはならないな」と気づきます。そうすると、不安が和らぎ、冷静に対処できるようになります。

  1. 「感情のスイッチ」を作る

これは、ある種の条件反射を自分の中に作り出す方法です。

例えば、深呼吸を3回する、右手で左手首を軽く握る、などの「動作」と、「冷静になる」という状態を結びつけるんです。

これを繰り返し練習すると、いざという時にその「動作」をするだけで、自動的に冷静になれるようになります。

  1. 「感情日記」をつける

毎日、その日に感じた感情とその原因を書き出してみましょう。

「今日は〇〇な出来事があって、△△という感情を感じた」

これを続けていくと、自分の感情のパターンが見えてきます。そうすると、「あ、これはいつもの感情の罠だな」と気づけるようになり、感情に振り回されにくくなります。

さて、ここまで「感情に支配されない」方法をいくつか紹介してきました。

でも、ちょっと待ってください。

「感情に支配されない」ってことは、「感情を全く持たない」ってことじゃありません。

むしろ、感情をコントロールできるからこそ、必要な時には適切に感情を表現できるんです。

例えば、お客さんが喜んでくれた時には心から喜ぶ。困っているお客さんには真摯に寄り添う。

こういった「適切な感情表現」も、実はトップ営業マンの特徴の1つです。

つまり、「サイコパス的特徴」を持ちつつも、必要な時には豊かな感情表現ができる。これがトップ営業マンの真髄なんです。

「えっ、それって矛盾してない?」

そう思うかもしれません。でも、これこそが「感情をコントロールする」ということの本質なんです。

感情に振り回されるのではなく、感情を使いこなす。

これができれば、どんな困難な状況でも冷静に対処でき、かつ、お客さんとの信頼関係も築けるんです。

さあ、明日からあなたも「サイコパス的トップ営業マン」を目指してみませんか?

もちろん、一朝一夕にはいきません。でも、少しずつ実践していけば、必ず変化は訪れます。

そして、その変化が訪れた時、あなたの営業人生は大きく変わるはずです。

最後に、ちょっとした裏技を1つ。

実は、「サイコパス的特徴」を身につけるのに最適な時間帯があるんです。

それは、朝一番の時間。

脳がまだすっきりしている朝に、上記のテクニックを実践してみてください。きっと、効果は倍増するはずです。

明日の朝、目覚めたら、まず深呼吸を3回。そして、「今日も1日、感情をコントロールするぞ」と自分に言い聞かせてみてください。

きっと、いつもと違う1日が始まるはずです。

それでは、また次回のメールでお会いしましょう。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ダイキ

P.S. 「サイコパス的特徴」について、もっと詳しく知りたい方は、返信をください。個別にアドバイスさせていただきます。

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