あなたの人生の目的とそれを見出す方法

　我々は、常にあなたと共にあります。我々は創造主です。我々は１２次元の非物理存在の集合体であり、救いの手を差し伸べています。

　我々は、あなたが人生の目的を満足させるものを探し出すお手伝いをしたいと思っています。我々がこうしてここにいるのは、あなたがその人生を自分自身で創造していることを折に触れて思い出させるためです。

　目醒めている今、あなたはあらかじめ決められた人生の目的を果たすために生きる必要はありません。それよりも、人生の目的は自分自身で決め、その目的を達成するために前進してください。

　さて、非常に人間的な視点で人生を見つめたなら、すべてを成し遂げるのに限られた時間しか残されていないと思うことでしょう。しかし、本来の姿である永遠で無限の存在としてのセルフイメージから人生を見つめたなら、実際自分はこの世界、この宇宙におけるすべての時間を手中にしていることに気づくでしょう。

　実際のところ、何もなされる必要はないということに気づくでしょう。しかし、あなたは地上に存在しており、そこで何らかの経験をしたほうがいいとも感じています。今世での時間が尽きるまで、ただ時間が経過するのを眺める以上のことをした方がいいと感じています。

　そこで湧き上がる疑問は、その思いが生まれついてのものなのか、それともその人生の中で育まれたものなのか、というものです。言い換えれば、特定の活動や特定の経験、特定の人々に惹かれるのは、その方向に進むことがあらかじめ定められていたからなのか、それとも、地上で過ごた時間やそこで経験してきたことを通して培われた性向によるものなのか、ということです。

　もちろん、そのどちらも一役買っていることでしょう。ある種の才能やある種の興味を持ってその世界に降り立ち、その才能を何に活かしたらよいか、もしくはその関心事をどうやって収益化したらよいかと考える人もいるでしょうし、あなた方にとってはそういったことについて考えることも重要です。しかしまた最も重要なことは、それらをただ追い求めること、執拗なまでに追い求めることです。

　インナーチャイルドともっとつながり、遊びをもっと真剣に捉えると、子どものように際限なくクリエイティブになれることに気づくでしょう。何を生み出しているのか、それを使って何をするのかなど考えることもなく創造することができるでしょう。 そしてそれこそが、今世での自分の興味を追い求め、人生の目的を達成する方法です。

　もし自分の中にあるものを否定し、その存在を否定し続けたなら、やがて警鐘が鳴らされることでしょう。そしてその警鐘が、人生の使命を果たしていないと伝えてくるかもしれません。多くの人々がそのような体験をしていることを我々は知っています。しかしだからといって、外側の何らかの力が「その使命を果たさなければいけない」と伝えてくるようなものだけが使命というわけではありません。

　何かをしたいという衝動があるにも関わらず、それを実行に移さないなら、その人は真の自己表現を否定していることになります。そしてそれは、人生を完全に全うするために変えるべきです。

　ですから、目的、使命はあらかじめ決められているわけでもなく、あなた方は岩の下をひとつひとつ探し回ってそれらを見つけ出すために地上に降り立ったわけでもありません。むしろ自分の使命は何なのかを自分で決め、起きている間中、内面からやってきてあなたを後押しするガイダンスに耳を傾けることです。

　そしてその使命、目的を果たすと充足感が得られます。そしてまた別の使命へと進むことができるでしょう。ですから、人生はたったひとつしかないというわけではないのと同じように、人生の目的はひとつしかないということもありません。それはとても素晴らしいことです。

　我々は創造主です。我々はあなたのことを心から愛しています。

転載元：Danel Scranton "What Is Your Purpose & How Do You Find It?"
※本人からの許可を得て、転載・翻訳しております。
訳：Daichi.M