自転車を安定させる2本足。TOKYOBIKE 26に付けられる、ダブルレッグスタンド。
この間「TOKYOBIKE 26」という自転車を新しく買って、乗り始めてからもうすぐで2ヶ月が経ちます。
最初は最低限の装備だけがついている自転車なのですが、いきなりあれもこれもとカスタムするより、自分が使いながら乗りやすいようにちょっとずつカスタムしていこうと思っています。
ベルやロックなどは記事を書いたんですが、また新しくカスタムしたところがあるので紹介します。
自転車スタンドを変えました
今回カスタムしたのは、自転車を立てるスタンドの部分です。もともとペダル付近に1本足のスタンドがついているんですが、やっぱり地面が不安定なところでは倒れる時もあったんですよ。
長さを調節すると自転車の傾き方が若干変わるので、それによって安定度も変わるかもしれません。が、今回はそれを試さずにパーツ自体を変えてみることにしました。
2本足で安定させるスタンド
「MASSLOAD KICKSTAND」という、2本足のスタンドを買いました。
これは今までのスタンドを取り外し、交換してつけるスタンド。
1本足だと自転車が斜めに傾く感じですが、2本足だとまっすぐ立つので安定性が増すわけです。
Amazonで買ったんですが、検索するとアキワールドとかギザプロダクツとかノグチとか、色々な名前が出てくるんですよね。しかし届いてみたら「MASSLOAD KICKSTAND」というパッケージだったので、どこのモノなのか結局分かってません。本体には「CL-KA56」と書いてありますが、僕が買ったページには「SD-MS-002」と書かれていたり、よく分かりません...。
画像を見る限りでは、少なくともtokyobikeでも販売されているノグチのダブルレッグスタンドと同じモノだと思います。
一応買ったモノのリンクを貼っておきます。
中身と構造
僕が買ったモノは付属品もいろいろ付いていました。自転車によっては器具を変えて取り付ける感じなのかもしれません。
ボルトは本体に六角のタイプと、付属品に六角頭のモノがついています。
展開させてみるとこんな感じになります。
手で展開させようとすると、かなりバネが固く感じました。指や皮膚を挟んで怪我する可能性があると思ったので、試しに展開させてみる場合は絶対気をつけた方がいいです!
ちなみに600g弱ほどあり、結構重いです。
本体には8mmのアーレンキー(六角)で締めるタイプのボルトが付いています。「TOKYOBIKE 26」の場合は付属の器具を使わず、ペダル付近にあるステーにそのまま取り付けができます。
僕の場合、今回は元々ついていた1本足スタンドのボルトの方を使うことにしました。
話が前後してしまって分かりづらいと思うんですが、一応書きます。
太さが一緒というのもあるんですが、一度ダブルレッグについてきたボルトで固定してみたところ、走行中にすぐ緩んでしまい、ガタガタと音がなるようになってしまいました。これはおそらくダブルレッグについてきたボルトに“ネジ緩み剤”が付いていなかったことが原因かもしれないと思ったんですが、一方で元々ついていた1本足スタンドのボルトにはちゃんとネジ緩み剤が付いていたんですよ。
これ、あるのと無いのでは固定具合がかなり違うらしく、ネジ緩み剤が付いているボルトを使って固定してみると緩みはまだ出ていません。
ネジ緩み剤、どのアイテムが良いのかは、買って試してないので分かりません...。
足のブーツみたいなパーツの長さを変えることで、スタンドの長さを変えることも出来ます。
本体を固定するボルトは8mmですが、ブーツのボルトは4mmのようです。
7mm以上のアーレンキー(六角)を持っていなかったので、ホームセンターで適当に買いました。
1本よりも、やはり2本
自転車に取り付けたところ。ボルトはまず指でくるくると回して大まかに通していき、最後に六角で締める感じです。取り付ける時は一度自転車自体のスタンドがなくなるので、立てかけられるところに自転車を置いて安定させてから取り付けました。
やっぱり安定性が全然違いますね!1本足だと、倒れないか一度様子を見たりしていたんですが、2本足だとその心配も少し減りました。自転車がまっすぐ立つので、極端に傾いている地面以外では結構安定すると思います。
1本足と同じでペダル付近に取り付けているんですが、足の長さ調整をしていないと後輪が少し浮く感じです。タイヤの太さを変えるとスタンドが地面につかなくなりそうな気もするので、その時には長さの調整が必要そうです。
畳むとこんな感じです。展開も収納も、自転車の後輪側を持ち上げてからスタンドを動かすようにします。
ガキョンと可動して片側に収まる機構がなんかカッコいいですね。
いま気になっているところ
自転車の安定性は間違いなく増したんですが、気になっているところもあるので書いておきます。
まず「TOKYOBIKE 26」の場合、取り付け部分がかなり狭いです。
取り付けのために買った工具は、色々な大きさのアーレンキー(六角)が2重リングで全部一緒になっているモノ。取り付けには何度もアーレンキーを外してから締めてを繰り返さないといけないので、ほかのサイズが一緒にくっついているとちゃらちゃらしてすごくやりづらかったです。間違いなく単体で使えるアーレンキー(六角)にしたほうが良いです。
また、走行中に大きい段差があると、スタンドがバネの範囲で若干動いて音がします。これは1本足スタンドの時にはなかったことなので、2本足の重さがネックになっているのかも?
それから家に置いている時は雨ざらし・日ざらしにならないよう「自転車カバー」を取り付けているんですが、カバー自体が風を受けると2本足スタンドでも倒れます。僕は自転車カバーをつけたときに1本足によって倒れると思って2本足に変えた事情もあるんですが、やっぱり倒れますね...。
幸いすぐ近くに自転車が立てかかる感じになっているんですが、何も無いところにカバーをかけて停めておきたい方はダイレクトに自転車が倒れてしまうことになるので、破損につながりかねません。2本足スタンドでも、自転車カバーをかけて外に置く場合は注意した方がいいと思います。。
ただ通常時の駐輪には良いと思ったので、これから2本足スタンドのほうを使っていきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?