カーナビは要りません
10月の台湾は連休が2回あります。先週は中秋節で、今週は国慶節です。
この国慶節の連休が終わると、観光地としての澎湖(ポンフー)はそろそろ店仕舞いですね。
と言っても、今年は新型コロナの影響で国内旅行客が急増しているので、10月末までは営業している業者も少なくないようです。
ラブポンフーのサービスもそろそろシーズンオフ。今年はもともとお客さんが少なかったのですが、やっぱり10月くらいまではなんやかや細々とした予約が入っておりまして、ご利用者のほとんどは台湾駐在員のご家族連れでした。
そして、本日レンタカーを借りられたお客様を最後に、予約表は空っぽになりました。
ところで、澎湖での車の運転は気持ちいいですよ!
何しろ車が少ないし、海岸沿いを走ると本当に気持ちいい。冬は風が強いせいで海水浴やシュノーケリングっていう気分にもなりませんし、休日はもっぱら家でだらだらと過ごすか、ドライブに出かけます。
歴史ある都市である宿命で街中は非常に複雑ですが、それ以外はほぼ一本道です。
たまに「レンタカーにナビは付いていますか?」と訊かれることがありますが、そんな時は「大きな道は1本しかないのでGoogleマップで十分ですよ」と伝えているくらい。郊外はそれくらいシンプルです。
ただ、欠点としては車を運転しているとヒヤリとすることが多々あることですね。
物陰からの飛び出しや、ウィンカーを出さずに急に曲がるのはもはや当たり前で、正反対の方向にウインカー出して急に曲がるなんてこともあります。
それから風が強い時期は突風でふらつくバイクがあるのも心配なところですね。
でもそういうのは教習所で習った通りに運転していれば避けられます。っていうか「あ、このシーン、教習所のシミュレーターでやったのとまんま同じだ!」ってなって感動するくらいです。
日本ではシミュレーターと同じような状況(歩道からボールが飛んできて子どもが飛び出す的なあれ)になることは滅多にありませんでしたが、ここに来てものすごく役に立っており、今のところは、ぶつけられたことはありますが、ぶつけずには済んでいます。
澎湖は交通手段が不便なので、レンタカーを借りるとかなり快適に過ごせます。特に冬は強風が吹いていますし、夏は暑いのでエアコンが効いた車内で移動できるのは助かります。日焼けもしにくいですしね。
ところで、旅行先でレンタカー借りるようになるともうレンタカー無しでの観光なんて考えられなくなりますよね。
恐ろしい、文明の利器…。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?