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台湾で一番美味しい?光和珈琲

ようやく台湾にも冬がやってきてホットコーヒーが美味しい季節になってきた。いろんな豆を試すのもいいが、行きつけのカフェがあるという安心感も捨てがたい。

ようやく澎湖(ポンフー)にもホットコーヒーが美味しい季節がやってきました。

屏東にある日本時代に植えられたコーヒー豆で淹れたコーヒーを飲んだ時、コーヒーってこんなに美味しいのか! と気付かされました。

以来は毎朝コーヒーを一杯飲むのが習慣になっています。

夏は暑いのでアイスコーヒーですが、やっぱりコーヒーは淹れたてのホットが一番好きです。

豆を手で挽き、熱いお湯を注ぐ時の香りがたまりませんよね。

澎湖は山手線2周分くらいの面積で、人口も5万人ほど(戸籍上は10万人だが、戸籍だけ澎湖に置いている人が半数だと言われている)なのですが、カフェはたくさんあります。

なかには、台北のちょっと良いスーパーにコーヒー豆のパックを卸しているカフェもあるので、澎湖のカフェはそれなりにレベルが高いんでしょうか。

ぼく達はそんな数あるカフェの中でも、自家焙煎しているお店を選んで豆を買っています。

ここ数年ずっと通っているのが、光和珈琲さん。

ここを知ったきっかけは、ガイドをご依頼いただいたお客様から紹介してもらったことでした。

彼女はいろんな土地で中国語学校に通っているらしいのですが、行く先々のカフェには必ず通うコーヒーマニア(カフェマニア?)らしく、曰く光和珈琲は台湾で飲んだコーヒーのなかで一番美味しかったとのこと。

そこで試しに「今日のおすすめ」のコーヒーをいただいたら、ぼくもルルさんも好みの味だったので、それからはずっと同じ豆を買っています。

家からも近いし、コスパもいいし、いいカフェが見つかって良かったと思います。夏限定メニューのコーヒーかき氷もおすすめです。

ところで、台湾では食べ物はたいてい「斤(ジン:1斤は600g)」という独特の単位で測るのですが、コーヒーに関しては「bang」と言って1bangが450gになる謎の単位を使っていて不思議に思っていました。

調べてみたら「bang」は漢字では「磅」と書くようで、日本語だと「ポンド」のことでした。

ぼくはそんなにコーヒーに詳しいわけではないので、台湾で一番美味しいかどうかは分かりませんが、コスパはとにかくいいと思いますよ。直焙煎されたマンデリン450gが300元(1,100円)です。

【今日の日本語】
 台湾人の読者からのご要望により、本日から簡単な日本語の学習コーナーを追加します。

・淹れる(i-reru):お湯を使ってお茶やコーヒーなどを出すこと。
・卸す(oro-su):商品を問屋(ton-ya)が小売商(ko-uri-shou)に売り渡すこと。

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