いつもちょっとだけ安かった謎

ずっと不思議に思っていました。

我が家のWi-Fiは日本で買ったモバイルルーターに中華電信のSIMカードを入れて使っています。

月額料金499元で使い放題のプランです。

日本円で2,000円しない金額で使い放題なのでなかなかお得ですよね。

このプランをもう2年半も契約しているのですが、毎回支払う金額が461元だったのでなんだかおかしいと思っていたのです。

そして、先日契約を更新するときの店員さんの一言でその謎がついに解明されました。

澎湖(ポンフー)は離島免税制度のおかげで営業税の5%がかからないので、携帯料金も通常の5%オフの料金だったのです!

ガソリンの料金が台湾より5%安い事は知っていたのですが、こうした公共料金も5%オフになっていたのですね。

多分、電気代や水道代も5%台湾より安いはずです。

日本だと離島の方が逆に電気代も水道代も高いのですが、台湾の場合はこのような優遇政策がかなり多くあります。

住む側にとっては良いことなのですが、やや将来の財政に心配を感じるのも正直なところです。

数年前に公務員の年金支給額が下げられましたが、理由を聞いてみると、多くの公務員が毎月、一般的な新卒の給料の2倍近い額をもらっていたと聞いたことがあります。

台湾は先進的な民主国家ですが、今の民主主義ができるまでは国民党の独裁政権だったので、その頃の負の遺産がたくさんあるようです。

それはさておき、ぼくは知らず知らずのうちに1,140元も節約していたようです。ラッキー。

でも461元に5%をかけても499元ではなくて484元になるんですよね。ま、いっか。

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