第六十五話 明日は面接
こんばんワイパー
33歳男性です。
明日は面接(もう今日か)
本日13時半から面接です。
今年に入ってから2回目でしょうか。
いよいよ真剣に働こうと思って明日は1件
来週は2件の面接で予定を組んでいます。
やろうと思ったら即行動。それが俺。
なぜ働こうと思ったのか
働いて結婚して幸せになりたいからです。
よりを戻したのは周知の通り。
おいらがここ数年為替取引で生きてきたのも周知の通りだと思います。
お金に困らないならそれを理解して貰えばいんじゃね?とお考えの方もいらっしゃるかと思います。
が、そうではないのです。(そううまいこと行かないのです。)
ギャンブル依存で一度人生がはちゃめちゃになったことも周知の通り。
そしておいらがポリスメンにお世話になったのも周知の通り。
その当時から支えてくれていた彼女であり、
ある日を境にいきなり連絡を取れなくして留置所から手紙を送るということをやっているおいらなのでその突然消えるというトラウマとその引き金になってるギャンブルということは絶対に許されないのです。
為替取引といえばもちろん浮き沈みがあり絶対に受け入れてもらうことはできないのです。(話したこともないのですが。)
以前仮想通貨を触っていた際にそのことが露見したときは破局寸前まで行きました。
働いてお金を貯めて、
お金がなくたって地道にコツコツ生きて
幸せならそれでいいじゃない
大きな贅沢をしなくたって
たまにちょっといい贅沢をすれば
それが十分な贅沢だよ
というようなことをいうような人ゆえにおいらは働かなければならないのです。
働いて結婚して二人で幸せになりたい。
そう思うからおいらは働くことを決意したのであります。
とはいえ今更働けるのか?
かれこれ一年以上働いていません。
それがいきなり社会に再び放り込まれて
週5で朝8時半〜夕方17時半まで働くことに耐えられるのか?
(ちなみに明日の面接のところは定時が8時半〜18時。長くね?)
1日10時間近くも拘束された挙句、1ヶ月頑張って働いたところでせいぜい20万ぽっち。
これが40万くれるなら頑張れるかもしれないけどおいらには当然そんな能力はない。
耐えられるのか?
20万って1週間無駄遣いせず堅実な取引を心がければ楽々手にすることのできる金額である。
それが納得できないのであれば自分で事業を起こせばいいのか?
でももちろんそんな能力おいらにはない。
今だってたまたま運で転がすための元手を手に入れてそれを転がしてるだけという自覚もある。
いつ0になるかわからない恐怖もあるがそれ以上にこれまでの人生ギャンブルしかしてこなかったからお金の使い道がまるでわからない。
(贅沢の幅が非常に狭い)
だから1ヶ月働いて20万でもいいといえば多分いいのだろうし
それが社会に属するということなのだろう。
ただその疲労やストレスを許容できるのだろうか。
慣れの問題もあるのかもしれないが、今現段階ではそれに耐える自信が一切ない。
幸せになるための第一歩として覚悟はしているが。
自信がないのだ。
俺がダメな人間なのは俺が悪いし俺に能力がないのがいけないし
ギャンブルで人生を棒に振ってきたのがダメなのだ。
ただ今は千載一遇のチャンスなのだ。
真っ当な人生を送るために与えられた最後のチャンスなのかもしれない。
給料が少ないのだって多分これまでのお金を切り崩すか
あるいは全部日本円に変えて利回りのいいものにするか
あるいは仕事終わりでもNYにちょろっと取引すればどうとでもなるだろう。
しかしだ。
もちろん他人を見下すつもりはないし、自分より年長者や経験が豊富な人間をリスペクトする姿勢は持ち得ているつもりなので仕事であれこれ言われるのは多分大丈夫。
だが働くということに付随するストレス、疲労。
そして時間に見合わない労働によって得られる対価(時間に見合っているのかもしれないが。)
大丈夫なのだろうか。
幸せになるための第一歩として覚悟はしているが。
自信がないのだ。
相当舐めたことを言っているとは思う。
それが働くということなのだろう。
働け。俺。
面接がんばれ。
でも明日のところは就労時間が長いので落ちる予定。
ノー対策で臨みます。
明日は面接を終えて
を更新予定。